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第2回 書籍化はベストなタイミングだった

- - - - 書籍化の話があったときに、初めは「いたずらかな」と思ったそうですね?

長野

コメント欄に編集部からご連絡いただいたんですよね。
字数の関係で3つのコメントに分かれていて、
最初の1つを読んだときは、「まーた、誰かのいたずらだなー」と思ったんです。
最後の3つ目に編集部の連絡先が書いてあって、
「これは本物だ」と思いました。

- - - - いたずらって結構あるんですか?

長野

たまにあります。
まぁ、子どもたちを叱ったりもしますからね。
もしかしたら“恨み”まではいかないでしょうけど、
おもしろくない子もいるかもしれない。
まぁ、そういう子も「可愛いもんだ」と思いますけどね。
それで最初は「これはちょっと手の込んだいたずらかな」
思ったんですよ(笑)。
たとえば、もし書籍化の話があるとしても、
そういう形でくるとは思わなかったんです。
電話や手紙ではなかったから、意外だったんです。

- - - - ちょうど6月に渋谷教室で行われた講演会の直前でしたね。

長野

そう。そこから書籍化の話が急に動き出したんですよね。
今、振り返ると、すべて必然だったなと思います。
大きい計画では。

- - - - というと?

長野

今は純粋に「励ます言葉」もたくさん持っていると思うんです。
でも私がもう少し若かったら、そこにはほかの目的も入っていたと思います。
励ますというよりも、自分の価値を感じたいから言うとか、
「あの人はすごい」と言われたいとか。
「すごく助けられた」と言われたいとか、別の要素があったと思うんです。
でもこれくらいジジイになって「あとは死ぬだけだ」と思うと
「人助けくらいしかおもしろいことはねぇだろ」
となっているので、
このタイミングで良かったと思っています。

- - - - なるほどー。
いつごろから、「自分目線」から「もっと大きくとらえる」観点に
変わられたんでしょう?

長野

50代になってからじゃないですかね。

- - - - 50代ですか!?

長野

そう。50代ですね。
たとえばね、最近はあんまり焼肉屋とか行かなくなっちゃったんですよ。
そういう風にね、
「そういえば最近は、自分のこととかあまり考えなくなったな」
とふと気づく。
「最近は焼肉とか食べなくなったよねー」
というのと同じ感覚で、

- - - - 40代のころは、まだまだ「野心」みたいなものがあったんですか?

長野

あった……んじゃないですかねー。
脂分みたいなものが多かったと思うんですよ。

- - - - 脂分(笑)?

長野

徐々に変わってきてるから、明確にはわかりませんが……
たとえばね、自分はメタル系の音楽が好きなので、
レザーのジャケットとか持っているんですよ。
でも動物の革だと思うと、だんだん可哀相に思えてきたんです。
レザーは長く着られますから、買ったものは着ますけど、
もう新しくは買わないだろうなと思います。
そういう心境の変化がありますね。

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