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ワタミ社長・渡邉美樹さんにあなたの悩みを相談しちゃおう!
すてきな奥さんでただ今大好評連載中の「ワタミ社長・渡邉美樹さんの生きるヒント」がスタートします。ポータルサイトgooで「日本一相談したい社長bP」に選ばれた渡邉さんが、一人ひとりのお悩みに対して、たちどころにズバリと的確なアドバイスをしてくれます。 これはきっとめったにないチャンス。どんどん相談にのってもらいましょう!
ワタミ社長・CEO 渡邉美樹さん
大学卒業後、会社経営に必要な財務や経理の技能を取得するため会計システムの会社に半年間勤めたあとに、1年間運送会社で働いて独立資金300万円を貯める。1986年に株式会社ワタミを設立(2005年ワタミ株式会社に社名変更)、96年に東証1部上場を果たした。
現在は介護事業会社や有機農業生産法人を手がけるなど、「外食」以外に「介護」「農業」「環境」「中食」事業も展開中。 http://www.watanabemiki.net/
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お悩みvol.1 子育て
 9歳の娘のことで相談です。娘はとてもおとなしく、いつもぽつんとしています。地域の行事などに参加しても、友達の輪には入ろうとしません。見ていて辛いので、つい「みんなのところにいかないの?」と言ってしまいます。学校の先生に話を聞くと、「友人は多いですよ」という答えがかえってくるのですが、とてもそうは見えません。親の理想ばかり押し付けてかわいそうには思いますが、娘が楽しそうにしているのを見てみたいんです。
大人の価値観に、無理に子どもをあてはめようとしないで。その子らしさを認め、応援してあげることが大切です

 私はいつも、大人が抱いている幸せの基準や理想の子供像を、子どもたちに当てはめないように心がけています。「自分とは全く別の人格で、自分とは違う世界を持っているんだ」という前提に立って、その子の行動を見てほしいと思います。

 お母さんは「みんなで集まってワイワイ遊んで、楽しそうにしているのが子供の幸せ」と思い込んでいます。でも娘さんは一人でいることのほうが、居心地がよいのかもしれません。孤独でいられることは、素晴らしい個性です。それに、楽しそうな集団の中にも、本当はいじめられたくないために、楽しそうなふりをしている子がいるかもしれません。子どもの世界は私たち大人が想像する以上に複雑。その子が一番その子らしい状態をできるだけ保ってあげることが、親の役割です。

 逆に「あなたはみんなと違うけど、全然おかしなことじゃないのよ」と応援してあげてください。日本の教育は「みんなと同じであること」に価値を置いています。しかし、いざ社会に出ると、「人と違うこと」が認められたり、まわりの人の役に立ったりするケースが多いのです。他の子どもと違った行動をとるのは心配でしょう。しかし、親はその事実に耐えなければなりません。子どもにとって最大の理解者、支援者は、やはり親なのですから。
お悩みvol.2 自分の過去
 5歳の娘のママです。すごく後悔していることがあります。娘には2歳近くまで母乳をあげていたのですが、その間、お酒も飲んでいたし、タバコも吸っていました。経済的な事情で夜も働かなければならず、子育ても大変で、溜まる一方のストレスをまぎらわせるために、どうしてもやめることができませんでした。今、娘は元気で健康に育っていますが、もし病気にでもなったらといつも不安です。「なんてひどい母親だろう」と、今も自分を責めてしまいます。
大人の価値観に、無理に子どもをあてはめようとしないで。その子らしさを認め、応援しやってしまったことは、くよくよしても仕方ないもの。でも、これからの『自分自身』と『未来』は必ず変えられます!

 人生、終わったことは、誰にも変えられません。だったら悩んでも仕方がない。私はよく「他人と過去は変えられない」と言っています。まわりの人の気持ちは変わりませんし、過去の過ちを消す消しゴムも、残念ながら存在しません。つまり他人と過去は受け入れるしかないのです。

 反対に変えることができるのは「自分自身」と「未来」です。「ああ、あの時、悪いことをしたな」と思ったら、十分に反省した上で、「じゃあ今、自分には何ができるのか」と考える。そのことで未来を良い方向に変えるのです。

 それに娘さんが病気になったとしても、「原因が母親の飲酒と喫煙にある」とは言い切れません。それよりも2歳以降の食事のほうがずっと大切です。過去を思い悩む暇があるならば、今日の晩ご飯を体によい食品で作る努力をしてください。子どもの健康をつぶさに見守ってあげることで、過ちは十分に償えると思います。

 これまで重篤な状況に陥ることなく、娘さんは元気に育ってきた。これは喜ばしいことじゃないですか。悪いことは何一つ起こっていません。苦しむ必要はないんです。自分を責めると、心が暗くなり、それが子どもにも伝わります。終わったことは終わったこと。娘さんのためにも、ぜひ心を切り替えて、未来に目を向けてください。
お悩みvol.3 体の症状
 私は子供のころから自意識過剰なようです。赤面症で、自分が見られているわけでもないのに一人で色々と考え、赤くなり、汗をかき、心臓がバクバクします。最近子供の小学校の卒業式に出席したのですが、やはり顔が熱くなり、汗をかき、恥ずかしい思いをしました。中学校の入学式もひかえているので、また症状がでるかと思うと不安です。治せるものなのでしょうか。家計がギリギリなので、なんとかお金がかからない方法を探しています。


 テレビに出たり、本を出版したりしているので、最近は街中を3分も歩けば、「応援しています」「がんばってください」と声をかけていただけるようになりました。ありがたいと思う反面で、「でも、世の中の人にとっては、私なんてどうでもいい存在なんだ。調子に乗るんじゃないぞ」と自らを戒めています。

 有名人に会ったことなど、「夕食のおかずが何か」ということの10分の1の価値もありません。オリンピックで日本人が金メダルを獲ると大騒ぎしますが、1年も経てば忘れ去られます。人は、他人のことについて無関心だということです。だったら、「自分のことなど誰も見ていない」と開き直って自由に行動したほうが、人生は楽しくなると思います。

 私は数千人の前で講演をする機会があるのですが、一人ひとりのことを考えていたら、何もしゃべれなくなってしまいます。だから、いつも私は一人に向かって話すつもりで壇上に上がります。余計なことを考えないためです。まわりの人は、芋かカボチャだと思ってください。

 もうひとつ、今のあなたを全部受け入れてください。赤くなったって、汗をかいたってかまわない。そんなあなたを家族や友人は愛してくれているじゃないですか。あなたらしく振る舞っていれば、いつしか症状も治まりますよ。
 
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