Do it yourself.
インテリアにおいてこの言葉は「深い愛情」を意味します。

なぜなら、DIYはたいてい現状のわが家に対する
「不足感」や「悩み」から始まっているから。
何かが足りなければ買えばいいし古くなったら取り換えてもいい。
なんなら、あきらめて見ないふりをすることもできる。
でも、DIYは、あえてそれを選ばないというもう一つの選択です。

買って済ませるより、この家に合ったサイズで作ってみよう。
捨てる前に、色を塗り直してみよう。
嫌いと思って目をそらすより、どうしたら好きになれるか工夫しよう。
そんなふうに、魅力を失ってしまったものに
いま一度真しん摯しに向き合って、もっと愛したいと祈りをこめる。
そんな気持ちがDIYの原動力。だから、とても愛情が深いと思うのです。

Come home! が創刊以来ずっとDIYを提案し
さまざまな手作りのストーリーをお伝えしつづけてきたのは
この、わが家に対する深い愛情に、心を動かされるから。
手間ひまをかけてでも、今よりもっとわが家を愛したい!
そんな気持ちで日々を暮らせたら、幸せだと思うのです。

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