INTERVIEW 役員・所属長インタビュー 主婦と生活社がしていること

読者の「感情を動かすこと」が

『週刊女性』の使命だと思っています

「週刊女性」編集長

栃丸 秀俊

Tochimaru Hidetoshi

幅広いジャンルの週刊誌を支えるのは、大所帯の編集部

『週刊女性』が取り上げるのは「女性が興味を持つことすべて」です。芸能人のスキャンダルから、日々起こる痛ましい事件、健康、料理、お金、美容…そのジャンルは多岐にわたります。そう考えると、『週刊女性』という雑誌名はまさに適しているなと、今さらながら思います。
編集部には8つのチームが存在します。「芸能」「社会」「TOPICS」「ニュースな実用」「グラビア」「PRIME」「写真」「デザイン」、総勢60名を超える大所帯です。この60名にさらに外部のスタッフが加わって、毎週一冊、読者に届けています。
仕事内容はそれぞれのチームによって異なります。「芸能」や「社会」は自分で取材して執筆までする“記者”です。「TOPICS」や「ニュースな実用」は取材をライターとともに行うことが多く、原稿は自分で書かずライターに任せます。デザインをどう組むか、どんな写真を入れるか、どんな原稿にするかなど、ページ全体のディレクションを行う“編集者”としての仕事がメインになります。「写真」「デザイン」はより専門性の高いスキルを要求されるプロのチームになります。
また「PRIME」はWebメディア『週刊女性PRIME』を運営するチームです。編集部として現在もっとも注力しているのがこの『週刊女性PRIME』になります。芸能ニュースは幅広い層に興味を持ってもらえるので、Webメディアが最適です。この1月には月間1億7000万PV(ページビュー)と過去最高のPVを記録しました。雑誌『週刊女性』で培った取材力、メディアとしてのブランド力を、Web『週刊女性PRIME』で生かしていきたいと考えています。

その仕事をする「意味」は何か

どんな仕事であれ、その仕事をする「意味」が必要だと思っています。その「意味」が仕事にやりがいをもたらせてくれます。モチベーションなくして、仕事に熱を持って取り組むことはできません。『週刊女性』を作る意味。読者に毎週届ける意味は何なのか。
それは読者がなぜ『週刊女性』を読んでくれるのかにつながってきます。また、編集長として自分が何を届けたいのかにも関係してきます。
「感情を動かす」ことが『週刊女性』に求められていることだと、僕は思っています。記事を読んで、感情が揺れ動かされる。不倫スキャンダルの記事に怒ったり好奇心が湧いたり、凄惨な事件の記事には義憤をおぼえたり涙したり、結婚などおめでたい記事にはともに喜んだり。『週刊女性』には人間の喜怒哀楽が詰まっています。
笑う、怒る、泣くって気持ち良いことです。映画や小説など“エンターテイメント”に求められているのは、「感情の発露」による気持ちよさです。それは『週刊女性』においても同じです。そして感動は人間を救います。『週刊女性』を通して、その感動を毎週届けていきたいと思っています。

「女性が興味を持つことすべて」を経験できる

60名以上いる部署ですから、いろんな人がいます。週刊誌というと編集部には怒号が飛び交い、なにやら怖い人がいるようなイメージが以前はありましたが(笑)、今はそんなことはありません。各チームを束ねる副編集長は皆、親切で穏やか、論理的な方々です。他の編集部に比べると人数が多いためなのか、より自由な雰囲気はありますね。他人のことをヘンに気にしないというか、過干渉な場面はほとんどありません。
毎週一冊、発行するなんてめちゃめちゃ忙しいんじゃないか…と思われるかもしれませんが、これもそんなことはなく。月刊誌だとだいたい月に15〜20ページを担当しますが、『週刊女性』も月で換算すればほぼ同じ。仕事量に大差はありません。
もちろん急な事件が起きれば、その対応に追われるなどはあります。忙しい週も当然あります。ですが、忙しいなんて嫌だ、毎日定時に帰ってプライベート中心の生活を送りたいという方には、そもそもマスコミはおすすめしません。他の業種を選ばれたほうが、お互いのためでしょう。
先に述べたように、『週刊女性』が取り上げるのは「女性が興味を持つことすべて」です。いろんな班があり、いろんな経験ができるのが、この部署の良さです。

あなたの中にある「熱意」と「好奇心」を求めています!

「熱意」と「好奇心」、この2つに尽きます。コミュニケーション能力や、企画力、プレゼン能力…色々な能力が編集者には求められますが、仕事をするうちに身についていくし、教えられるものでもあります。ですが、仕事に向けられる「熱意」と「好奇心」は、その人の中にあるものであって、引き出してあげる類のものではないと考えています。というか、「熱意」と「好奇心」がないなら、この仕事には向いていないかもしれません。 
言い換えるならば「熱意」と「好奇心」があれば、大抵のことは乗り越えられます。精神論めいた話にはなりますが、僕が25年以上、編集者として仕事をしてきた実感です。
正直なところ、最近は「週刊誌」志望が減っている傾向にあるようです。なんてもったいない!と思います。自分が考えた切り口、アイデアがすぐに企画になり、伝えたいメッセージが誌面になり、多くの読者に届けられるなんて、なかなかできることじゃありません。あなたの記事が、日本を変えることになるかもしれない可能性だって秘めているのです。
「熱意」と「好奇心」に満ちたあなたをお待ちしています!