INTERVIEW 役員・所属長インタビュー 主婦と生活社がしていること

「アタラシモノズキ」の好奇心を原動力に、

常にトライアルしていける仕事です

デジタルコンテンツ事業部長

八代 善剛

Yashiro Yoshitake

毎年の業績アップは、緻密な事務処理と管理あってこそ

デジタルコンテンツ事業部のお仕事は、ほぼ「電子書籍」に特化しており、紙の刊行物をもとに毎月20〜40の「電子書籍」を制作、配信しています。紙版校了後、下版データが届いてから作業、という工程なのでスケジュールはまあまあタイト(当社は基本、紙版と電子版は同時発売です)。もちろん、発売前に著作権利者との契約関係は必ず終わらせますし、電子書籍データの納品後の配信確認も大切な業務。制作関係以外にもコンテンツの販売促進や経理処理、著者への入金報告、編集部への販売データ作成・提供など、けっこう広い範囲に及びます。今年はついに総タイトル数も2000を超える予定! ロングテールで売れるのが「電子書籍」の特徴のひとつで、毎年業績がアップし続けている数少ない部署といえます。そしていま、特に業績に寄与しているのが「電子雑誌」を利用した読み放題サービスでdマガジン、ブック放題、ブックパス、楽天マガジンといった携帯電話会社が運営しているもの。みなさんも利用しているかもしれませんが、当部署の利益の半分以上はここから上がっています。

トライアルができることが、大きなやりがいに繋がります

また、デジタルコンテンツならではというのがボーンデジタル、つまり紙版はなく電子版から発売するというコンテンツで、今この案件が増えつつあります。採算の関係で続巻の刊行が難しくなった作品や、雑誌の連載をまとめたものだけではなく、「まず電子版でユーザー動向を探ってみよう」というトライアルの意識をもって世に出す作品は、我々にとっても非常にやりがいのあるもの。このあたり、会社の応援もあって今年はかなり増えると思います。

既存のカタチに囚われずに、「可能性」をビジネスに変えていく

さて、最初に「特化した」と書きましたが、これが当部署の課題でもあります。特に雑誌はたくさんのお金をかけて作ったコンテンツ、いわば出版社のお宝だと思うのですが、これをお金に替える作業が「電子書籍」以外はどうもうまくいっていません。もちろんウェブやマイクロコンテンツなどはどの出版社も手がけていますが、それ以外にも何かあるはずではないか、と…。今はプランレベルでしかないこの課題を近い内にカタチにしなければ…そう思いながら日々仕事に勤しんでいます。もうひとつはサブスクリプションを上手に使った事業プラン。前述のような雑誌読み放題サービスはいろいろありますが、こういったプラットフォームに依存しない紙と電子の両方が楽しめるサービスはできないものか、いやできる! と思うわけです。

「新しいもの」「わからないもの」へのチャレンジ精神を

というわけで、デジタルコンテンツ事業部は新入社員が積極的に志望する部署ではないのですが、出版社としてはとにかく「アタラシモノズキ」な人に志望して欲しいなあとは思います。わからないからやらない、ではなく、わからないからやってみる、ですね。当たり前なんですけど、なかなかできないんですよね、これ(笑)。