MESSAGE 先輩社員メッセージ 未来の後輩へ

さまざまな現場を駆け回る苦労も

読者との“交換日記”で吹っ飛びます!

2001年入社(新卒採用)

「PASH!」編集部 副編集長

岡部 桃子

Okabe Momoko

なぜ出版社に? どうして主婦と生活社に?

「ロードス島戦記」などファンタジー、SF作品などにどっぷりつかった中高生時代。自分も少年少女に夢や知恵を託せる本を作りたいなと、その頃から漠然と思っていました。
そして、「JUNON」をやりたくて主婦と生活社を志望。芸能誌ながら占い・SEX特集など、ティーンの関心に向き合っている総合誌的な面も強く、夢を与える媒体という意味でも希望に合致。芸能人にはあまり詳しくなかったけれど、体力には自信があったので、「不規則な芸能誌でもやっていけます!」と強くアピールして採用していただきました。その後、「PASH!」が創刊されて携わることに。より自分自身の興味嗜好に近いジャンルで働けてラッキー!と思っています。

これが私の仕事です。

外部の編集プロダクションと「PASH!」の企画について打ち合わせをしたり、声優さんの撮影取材に立ち会ったり、企画タイトルをつけたり、ライターの原稿を読んでおかしなところがないかチェックしたり、印刷所や製版所とやりとりをしたり…。
もちろん、いつ、どんなアニメが始まるかという情報収集も欠かせませんし、夏冬のコミックマーケットやアニメイト店頭に行って、今どんな作品が人気があるのか調査するのも大事な仕事です。「PASH!」のほかに関連書籍やムックの制作も同時に手がけ、時に広告営業に行ったりもするので、わりとてんてこまいな毎日を送っています。

ウチの編集部はこんな雰囲気です。

編集長を入れて総勢7人の、こぢんまりとした月刊誌編集部。趣味と実益を兼ねて、話題の漫画の貸し借りをしたり、観たばかりのアニメについて感想を言い合ったり、萌え語りをしたり、さながら漫画研究会のよう。畳敷きにして部室化するのが、密かな野望です(笑)。
冗談も仕事上の意見も遠慮なく飛び交い、風通しのよさも社内イチ!みんなお酒好き・おしゃべり好きなので、仕事明けに飲みに行って、そのままカラオケでオール…なんてこともよくあります。

今だから言える新人時代の失敗エピソード。

「JUNON」編集部に在籍中、とある人気アイドルのプライベートインタビューをしたときのこと。取材テーマがファッションだったのですが、「チクチクするセーターは嫌いだ」って言ったんです、かっこいい彼が。「え? チクチク?」 その場でも気になっていたのですが、ライターさんが仕上げた原稿にも、その表現のままになっていました。
「“チクチク”って、木のトゲとかを指す表現だよね~。セーターなら、普通は“ジガジガ”でしょ?」と、親切心満タンで赤字訂正(赤ペンで修正指示を入れること)。すると、先輩からも校閲さんからも、呼び出しを受けることに。「ジガジガって何?」そこで生まれて初めて知りました。ジガジガって方言だったんだと。「JUNON」に掲載された文章は、もちろん“チクチク”という表現に再度直っていました(笑)。

「この仕事をしていてよかった!」と思う瞬間は?

本を作る過程は、お祭り前夜に近いもの。時に徹夜しつつも、作品のおもしろさについて語り合い、それをどうやったら読者に伝えられるか悩み、きれいなレイアウトがあがってくるとうれしくて、おもしろい原稿があがってくるとニマニマし…と不思議な興奮状態が続きます。
いざ本が仕上がると、「なしとげた!」という達成感を味わえる。さらにそれが読者の手にわたり、twitterや読者はがきで反響となって返ってきたのを見たときの喜びといったら!「これいいよね!私も好きなの!」と読者と交換日記を交わしているような一体感は、やみつきになります。狙いがはずれたときの「なんと!」感を味わうこともいっぱいありますけど(笑)。

仕事をするうえで大切にしていることは?

「PASH!」読者は関心が幅広く、アニメ誌とはいえ、アニメ記事だけではそのニーズに応えきれません。動画サイト、ゲーム、アプリ、グッズなど、多方面にわたる読者が喜ぶ情報を、読者の関心に寄り添って、きちんとお見せしていきたいと思っています。
一方で、掲載している作品は、どれも魂をこめて作っているもの。できるだけたくさんの人の心にその魅力を届けられるように、最大限、誠実な記事作りを心掛けています。

【ある1日のタイムスケジュール】
10:30

新作アニメの試写会に出席。次号以降のページ数の目安にすべく、どれくらいファンが盛り上がるか確かめるため、できるだけ出席したいと思っています。移動中にランチ。

14:00

ホテルとアプリゲームのコラボ内覧会を取材に。PASH!PLUSで即日記事化するため、撮影したり気になる点を聞いたりしつつ、じっくり見て回ります。

16:00

広告代理店同席で、クライアントと打ち合わせ。作品の魅力を読者に伝えるため、タイアップしてなにができるか、効果的かヒアリングしつつ頭をひねります。

18:00

帰社、メールチェックなど。編集部の後輩たちから企画についての相談を受けたり、ライターさんから届いた原稿やラフのチェックをしたりします。電話も多くバタバタ。

19:00

撮影した写真をウェブ用に加工し、PASH!PLUSで記事を作成、解禁時間に注意して投稿。ツイッターに記事を流す瞬間はミスがないかハラハラドキドキします。

20:00

台割を作ったり手直ししたり、電話応対したり取材準備したりしているうちに20時。後輩を誘って夕飯がてらビールを飲みに退社。会社の近くは美味しい店が多いです。

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