MESSAGE 先輩社員メッセージ 未来の後輩へ

紙媒体の編集を経てWebディレクターに。

日々アップデートされる情報にアンテナを張り

チーム一丸となって取り組んでいます

2018年入社(新卒採用)

「ar」編集部

常盤 春花

Tokiwa Haruka

なぜ出版社? どうして主婦と生活社に?

学生時代からファッション誌が大好きで、漠然と「これを作る人になりたい!」と思って出版業界のことを調べるようになりました。調べているうちに、ファッション誌だけではなく雑誌や書籍といった出版物には、“見る人の価値観に触れ、考え方や行動までを変える力がある”と思い、「そんなものを作ってみたい」「誰かが読んでよかった、と思えるような本を作りたい」と興味が深まっていったのがきっかけです。
なかでも主婦と生活社は、大好きで読んでいた「ar」があったので受験しました。会社説明会や先輩社員との面談で印象深かったのは、お話しする社員一人ひとりが、本当に親身に寄り添ってくれたことです。『学生』という目線で見られているというより、1人の人間として「あなたが興味のあることはどんなこと?」と私の考えを聞いてくれたり、疑問に対する答えをくれる先輩社員がたくさんいることに感動しました。

これが私の仕事です

ar編集部は1つの編集部のなかに、ar本誌のファッション企画やメイク企画などを担当する「本誌チーム」と、arwebを担当する「Webチーム」の2つのチームがあります。私はarwebを管理するWebディレクターという仕事をしており、主な業務は月ごとのPV管理、連載や本誌記事の流用などを含むコンテンツ管理、タイアップ記事のチェック・PV管理など多岐にわたります。

新卒時代から紙媒体で育てられたため、はじめてWebチームに加わった時は「ウェブっていったい何をするの!?」と不安でしょうがなかったのを覚えています(笑)。紙は読者がときめくような可愛い誌面を作ることが求められたり、とにかく締め切りを守って入稿したら、いったん終わり!と区切りをつけられていたのですが、Webは日々アップデートされる情報にアンテナを張り、記事に反映しなければなりません。「SEO狙った記事、上位表示されてる!」「Googleトレンドでこのキーワードあがってきてるから、今すぐ記事にしよう」など、本誌の編集をやっていたころには絶対に口にしなかった横文字を駆使しつつ、Webチーム一丸となって頑張っています(笑)。私自身、まだまだ分からないことも多く、勉強の毎日です。

うちの編集部はこんな雰囲気です

「ar」は総勢11名、全員女性からなる編集部です。日々「可愛い」を模索している編集部員は華やかなイメージを持たれがちですが、中身は想像以上にタフです(笑)。編集部員一人ひとりが、 “仕事に対する情熱”をそれぞれ持っていて(形は違いますが)、インプットのきっかけも誌面の作り方も、言葉のチョイスも人それぞれ。だからこそ相乗効果が起こって、ページをめくるごとにドキドキするような誌面が出来ているんだ!と配属されて分かりました。また、「これをやってみたい!!」という思いを伝えることができたら、若手に対しても「よし、やってみよう!」とGOサインを出してくれるので、やりたいことに挑戦しやすい部署だと思っています。

この仕事をしていて「よかった!」と思う瞬間は?

今はXやInstagramなどのSNSで、多くの方がar本誌やarwebの記事に対するリアクションを投稿してくれます。自分が担当した企画に対して「素敵な企画をありがとうございました」「この記事で私が悩んでいたことの答えを見つけました」と書いてくれている人を見つけた時には、“あ、私のやっていることって意味があったんだ”と素直にうれしくなります。

仕事をするうえで大切にしていること

とてもシンプルで簡単なことなのですが、“人の話を聞く”ということです。質問会などで受験者の方からよく「面白そうなアイデアはどこで思いつきますか?」と聞かれるのですが、圧倒的にコミュニケーションの延長線上にあることが多いと思います。自分の得意分野や興味のある話だけではなく、何気ない雑談やまったく知らない未知の分野の話を聞いてみると、面白い企画の種が隠れていることがたくさんあります。“知らないこと”ってワクワクすることでもあるので、若い皆さんにはぜひいろんな人の話を聞いて「なぜ?」「それってどういう意味だろう?」「こうしたらもっと面白いんじゃない?」と興味の幅を広げていってほしいなと思います。

主婦と生活社を目指している方たちへ

私もまだまだなので、アドバイスと言われると難しいのですが…
仕事をしていると、楽しいこともたくさんありますが、同じくらい大変なことや苦しい場面に遭遇することがあります。そんな時に「困難を面白がれる人」は、一緒に働いていて楽しいです。失敗をしても「どうやったらうまくいったかな?」と前向きに考えたり、ピンチな状況になっても「お、おもしろくなってきました」と笑って乗り越えるくらいの感覚で、物事に向き合ってみてもいいのかなと思います。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!