MESSAGE 新入社員メッセージ 未来の後輩へ

刺激いっぱいだった新入社員研修。

いちばん覚えている”事件”は

A4で16枚の日報に綴ったほど(笑)

2022年 文学部

販売部 コミック・ノベル課

村川 真理

Murakawa Mari

私が「シュフセー」を受けた理由

恥ずかしい話、就活を始めるまで「出版社」や「編集者」という単語は未知も同然だったのですが…。文章を書くことや、アイデアを視覚的にアウトプットする作業がずっと好きで。大学主催の合同説明会で出版の仕事を知った時、自分の好きな作業は「編集」という言葉に置き換えられると分かり、一気に出版へ気持ちが沸き立ちました。
さらに、業界全体が本以外のアウトプットを模索している状況。待てよ、これからこの業界は「なんでもあり」が肯定される一番おもしろい場所になるのでは!? とそこからはもう一直線でした。シュフセーを志望したのは、ミクスチャな特質を持つ「雑誌」という商材が会社のベースにあること。しかもジャンルは幅広く、オンリーワンな毛色を持つ媒体ばかり。各誌の経験、カラーが混ざり合い相乗効果を発した時に、絶対におもしろくて新しい何かが生まれるはず! とわくわくしました。

就活中の「シュフセーの印象」は?

目の前にいる受験者一人ひとりを純粋な思いで「知りたい」と感じている方が多いです。印象深いのは一次面接でのこと。自分だったらこんな企画がやりたいと、表紙のラフのようなものを画用紙に描いて持ち込み、コンセプトや人選や配色の意図を編集長に説明すると、食い入るようにラフを見て、話を聞いて下さいました。
内定後は「雑誌風自己紹介」という課題が出され、個々人が思い切り個性を表現する場と、それを先輩社員が知る場があったりします! 一貫する「個人をもっと知りたい」という姿勢がとても嬉しかったです。

社内研修はこんな雰囲気です

とある雑誌の撮影の立ち合いでの一幕は忘れ難いです。当初、私は撮影に登場する予定はなかったんですが、「タレントさんと手がうっかり触れ合いかけるという設定にし、急遽、誰かの手を写すカットも欲しい」と先輩。誰がその役を? と思っていたら、「じゃあ村川さん行こうか!」と。…え? 「編集者はなんでも屋」と聞いたことはありましたが、時に写真に写りこんだりもするんだ…と驚きました(手だけですが笑)。この日の衝撃は、日報にA4用紙16枚に記録したほど…(笑)

配属されてからの心境は?

「編集」という作業に魅力を感じていたので正直始めは戸惑いました。が、配属先は企画段階から書店に本が並ぶまでの全工程に深く関わる凄い場所。編集部と企画内容を打ち合わせ、伸びしろも考慮して初版部数を決め、作品を売り伸ばすべく適切な販売施策を考え、取次・書店へと本を搬入し…。本や特典、拡材を流通させる指揮を執り、編集者とは常に二人三脚です。
出版の販売や流通には特殊なルールや複雑な仕組みがあったりするので、毎日分からないことがことが絶えず苦労の連続ですが、作品をファン以外の潜在的な読者、ターゲティングした然るべき人に届けきることを目指して頑張っています!

社会人として大事にしていること

ものや人を動かすという立場上、意識しているのは各担当者の持つ情報の足並みを揃えること。仕事には多くの人…社内外に少なくとも数十人、時には百人単位の人が関わっているので、それを怠ると重大なトラブルにも繋がりかねません。人によって把握済みの情報の範囲に当然ズレは生じてしまうものだからこそ、ズレを最小限にするよう努め、不明点が出たらすぐに確認。事故を未然に防ぐことが大事だな…と、分からないことだらけの一年目の時点ではそう感じています。
仕事全体を通しては「誰に」向けて「なぜ」という視点が、企画を作る時、売り込む時、案内する時、本当に大事だと痛感の日々です…!

学生時代と「変わったこと」「変わらないこと」

変わらないのは、人を驚かせたいとか、喜ばせたいと思う心根。一方、変わったのは、そのためにはある程度の狙いをあざとく持っていなくてはいけないぞ、という意識の部分です。学生時代は、人のリアクションは結果論的な位置付けで、自分の行為や制作物に対して「こう思ってほしい」と考えるのはおこがましいと思っていましたが、今は逆にそれではダメなんだ! と。
「”誰に””どんな気持ち”になってほしいから、この企画は生まれてきた」という必然性が少なからずないと、人が手に取る結果には中々繋がらないのだな…と売上実績を見て思うことも少なくないです。あざとくてなんぼなのかもしれません。

「未来の後輩」にひと言!

大切にしてほしいのは、好きな人やものに興味を持つのと同じくらい、自分自身に興味を持つこと。自分を洞察し、自分の心が振れることに敏感でいること。あなたの機微や、個人的にすぎないと思っている体験こそが、次の誰かに繋がっていくのがこの仕事だと私は思っていますし、就活で採用側が見ているのもあなたのそんな気持ちや体験です。
飾らず気取らず卑屈にならず、どうか是非あなたはあなたのまま、就活でも振舞っていてください。

実践的な部分では、日記を付けると大変な時に過去の自分が思いもよらぬヒントをくれたりするのでおすすめ。大丈夫! あなたの魅力は絶対に人に伝わるものだと思います。共にわくわく出来る日を楽しみにしています!