MESSAGE 新入社員メッセージ 未来の後輩へ

オープンな雰囲気のある会社!

入社前にいろんな先輩と話せるので

働く自分の姿がイメージしやすい

2022年 文学部

「文芸・コミック」編集部

染谷 響介

Someya Kyosuke

私が「シュフセー」を受けた理由

就活を考え出したときに、自分が何かに本気でハマる時の入り口や、かっこいい・かわいいと感じるもの、胸を熱くさせるものは大体本や雑誌だったなと気づきました。何度も本から衝撃を受けてその世界にどハマりしてきたので、これからは自分が受けた以上の衝撃を、届ける側になりたいと考えて出版業界を志しました。
主婦と生活社は、色々なジャンルがあって、やってみたいことが出た時に挑戦しやすいと考えたのもあって、志望しました。

就活中の「シュフセーの印象」は?

オープンな空気がある会社だなと感じました。
採用試験の途中から、内定して課題を提出に会社を訪れるときもずっと、いろいろな先輩方とお話しする機会を作っていただきました。会社説明などだけではなくて、実際に働いている方がリアルなお話をしてくださったんです。そのおかげで、主婦と生活社で働くこと(やりがい、意識していること、苦労、交通経路や引っ越し事情まで)を明確にイメージ出来ました。
入る前から、会社で働く自分をイメージできるというのは、社会人一年目でオドオドする時間が少なくなるし、同期や先輩方と打ち解けやすくなるので、会社の中の話をオープンにしてくださって助かりましたね。

社内研修はこんな雰囲気です

書店研修が印象に残ってます。私の代は、2週間ほど書店さんでお仕事をさせていただきました。書店に営業をかけにくる出版社の方も見ましたし、逆に書店がどんな本をどの位、どうやって出版社に発注するのかも体験させていただきました。また、書店の方にどういった本が目立つ位置に置かれるのかジャンルごとに教えていただいたり、レジをしながらどんな人がどんなジャンルの本を購入していくか見ることもできました。
書店さんが仕入れたいと思う本は?読者はどんな本に、どんな施策に惹かれるのか?これらを意識しながら仕事することはとても大事だと考えているのですが、それを2週間みっちり見て体感して学べたことはとても良かったなと思っています。

配属されてからの心境は?

文芸・コミック編集部で、ライトノベルや漫画の編集業務をしていて、編集部のSNSアカウントを動かしたりもしています。
配属が決まって、一番に感じたのは正直、不安ですね。希望が叶っての配属というのもあって、ホッとした気持ちもありつつ、雑誌と違って一冊を1人で担当して作っていく部署なので、編集経験のない状態で飛び込んで大丈夫かなと…。

そんな心配もありましたが、実際に入ってみると編集部の先輩方がフォローしてくださるので、安心して自分のアイデアを出しつつ働けています。

社会人として大事にしていること

自分のおもしろいを大事にすることです。
書籍を出す側なので、読者がおもしろいと思うのはどんなものか。といった視点も大事だと思います。ただ、決断をすることが多い編集者が自分のおもしろいを信じられずブレブレになると、いろんなことが円滑に進まなくなるんじゃないか、と…。作者さんや読者の方にも中途半端なことを推しているような、失礼な状態になるんじゃないかと思うんです。

新しくSNSのアカウントを作ったり、自分の発想から編集部のコンテンツが動いたりもする中で、自分自身の”おもしろい”が指標になるし、自分のアイデアでウケたいという野心もあるので、これからも自分のおもしろいと思うことを大事にしていきたいと考えています。

学生時代と「変わったこと」「変わらないこと」

スケジュール管理の考え方が変わりました。
学生時代は、自分の頑張りだけでスケジュールをコントロールできるものがほとんどでした。
しかし、社会人になるとひとつのことが進むのにたくさんの人が関わります。そのたくさんの方々に無理がなく事故もないスケジュールを考えて進めていく。ましてや、作者さんがいるこの部署では、筆が進むのを待つ時間もあります。提示するスケジュールで可能なのか先生に合わせて組んでいき、作品自体の進行が遅れないよう、自分の作業はミスや遅れがないように細心の注意を払う。
スケジュールに関しての考え方はとても変わった点ですね。

そういった社会人になることで自然と変わったり変えていく考え方があるなかで、仕事として漫画やラノベを読むようになっても、自分自身のおもしろいとか好き、趣味は変わらない部分です。学生時代からの自分の特性が活かせる職種なので、そこは大切にして必要な考え方をプラスしてバージョンアップしていくのが、社会人になる上でのいい変化の仕方なんじゃないかなと思います。

「未来の後輩」にひと言!

やりたいことがたくさんある人ほど楽しく働ける環境だと思います。
現在、編集部のTikTokアカウントを作ってみようかという話が出た際に担当にさせていただいて、動画を作っています。
任せるといっていただいた後は、自由に考えて自分なりにウケる形を提案してそのままチャレンジさせてくださっています。

出版社を志望する以上、書籍や雑誌を作ってみたいと思っていました。でもそれにプラスして、こんな形ならもっとたくさん読者に喜んでもらえるのではないか?こんな形で配信するのがこれからはマッチするんじゃないか? 今、出版社を志望するからこその発想がみなさんにもあると思います。自分のアイデアを外に出していきたいとか、チャレンジしたい方にはとっても向いている会社なのではないかなと感じますね。

就活中は孤独感も凄いし自信が無くなってきたりもすると思いますが、自分のよさとマッチする会社といつかきっと、出会えると思います。気負いすぎず頑張ってください!

担当雑誌