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マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

admin

2021年9月3日

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

飛行機に乗る機会が多い方がマイルを貯めないのはもったいないです。マイルが貯まると運賃の割引になるだけでなく、お得なサービスを利用できます。

マイルを貯める手段はいくつかありますが、もっとも効率のいい方法がクレジットカードで貯めること。

普段のショッピングでの支払いもマイルとして還元されるので、コツコツと貯められます。

そこでこの記事ではマイルが貯まるクレジットカードをご紹介!

カードの選び方次第でマイルの貯まる速度は大きく変わります。ぜひご一読ください。

ANAマイルが貯まるクレジットカード7選

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

ANAマイルが貯まるクレジットカードを7つ紹介します。

  • ANAカード
  • ANAワイドカード
  • ソラチカカード
  • ANA VISA Suicaカード
  • ANAダイナースカード
  • ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
  • ANA VISAプラチナ プレミアムカード

ANAカード|コストを抑えてANAマイルを貯めたい方はこちら

ANAカード|コストを抑えてANAマイルを貯めたい方はこちら

ANAマイルが貯まるクレジットカードはいくつかありますが、年会費などのコストを抑えたい方は、ANAカードがおすすめです。

入会・継続マイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
ショッピング還元率 200円=1ポイント=1マイル
(2倍コース年会費6,600円)
200円=1ポイント=1マイル
(2倍コース年会費5,500円)
ANA航空券購入時の還元率 100円=1.5マイル相当
対応ブランド VISA,Mastercard,JCB
年会費(税込) 初年度:無料
2年目以降:2,200円(家族会員1,100円)
備考 ショッピング時はVポイントが貯まる ショッピング時はOki Dokiポイントが貯まる

【おすすめポイント】

  • 初年度の年会費無料
  • ショッピング時は別のポイントが貯まるので、マイルとして使わない時の使い道がある
  • 年間5,000~6,000円を追加で支払えば、マイルの還元率が2倍になる

ANAカードに申し込む

ANAワイドカード|効率よくマイルを貯めたい方におすすめ

ANAワイドカード|効率よくマイルを貯めたい方におすすめ

ANAワイドカードであれば、ANAカードよりも効率よく貯められます。

入会・継続マイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
ショッピング還元率 200円=1ポイント=1マイル
(2倍コース年会費6,600円)
1,000円=1ポイント=5マイル
(2倍コース年会費5,500円)
ANA航空券購入時の還元率 100円=1.5マイル相当
対応ブランド VISA,Mastercard JCB
年会費(税込) 本会員7,975円
家族会員1,650円
備考 ショッピング時はVポイントが貯まる ショッピング時はOki Dokiポイントが貯まる

【おすすめポイント】

  • 入会・継続時にもらえるマイルが2,000ポイントとANAカードよりももらえる
  • 搭乗ボーナスポイント25%と、ANAカード(10%)よりも還元率が高い
  • ショッピング時は別のポイントが貯まるので、マイル以外の使い道もある

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ソラチカカード|電車に乗ってもマイルを貯められる

ソラチカカード|電車に乗ってもマイルを貯められる

ソラチカカードは日常の買い物だけでなく、電車に乗ったときでもマイルを貯められます。

入会・継続マイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
ショッピング還元率 1,000円=5ポイント=5マイル
1,000円=10マイル(年会費5,500円)
ANA航空券購入時の還元率 100円=1.5マイル相当
対応ブランド JCB
年会費(税込) 初年度:無料
2年目以降:2,200円(家族会員1,100円)
備考 PASMO機能付き
ショッピング時はOki Dokiポイントが貯まる

【おすすめポイント】

  • PASMO機能搭載、クレジットカードと交通系ICカードを一元化できる
  • クレジットカードと交通系ICカードを一元化できる
  • 年会費は初年度無料によりコストを抑えられる

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ANA VISA Suicaカード|ANAカードとSuicaが一体化

ANA VISA Suicaカード|ANAカードとSuicaが一体化

ANA VISA SuicaカードはANAカードとSuicaが一体化しているため、電車に乗りながらANAマイルを貯められます。

入会・継続マイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
ショッピング還元率 200円=1ポイント=1マイル
100円=1ポイント=1マイル(年会費6,600円)
ANA航空券購入時の還元率 100円=1.5マイル相当
対応ブランド VISA
年会費(税込) 初年度:無料
2年目以降:2,200円
備考 Suica機能付与
ショッピング時はVポイントが貯まる

【おすすめポイント】

  • Suica機能搭載によりマイルとの一元管理が可能
  • ショッピングで貯めたポイントをSuica・マイルのどちらにも使える
  • 年会費は初年度無料によりコストを抑えられる

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ANAダイナースカード|貯められるポイントは有効期限なし

ANAダイナースカード|貯められるポイントは有効期限なし

ANAダイナースカードでは貯めたポイントは、実質有効期限なし。

お好きなタイミングでマイルへの交換ができます。

入会・継続マイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
ショッピング還元率 100円=1ポイント=1マイル
ANA航空券購入時の還元率 100円=2マイル相当
対応ブランド Diners
年会費(税込) 本会員 29,700円(税込)
家族会員 6,600円(税込)
備考 入会目安年齢27歳以上
ダイナースクラブのポイントが貯まる

【おすすめポイント】

  • ポイントの有効期限なし、期限切れを気にせずにANAマイルへの交換ができる
  • 航空券購入時は100円=2マイル相当の高還元
  • ショッピング時の還元率1%相当、普段の買い物でもサクサク貯められる

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ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード|航空券購入時は高還元率

ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード|航空券購入時は高還元率

ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードはランクの高いゴールドカード。

他のカードよりも高還元率なうえに手厚い補償を受けられます。

ポイントの有効期限も無いので、期限切れを気にせずにANAマイルへの交換が可能です。

入会・継続マイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
ショッピング還元率 100円=1ポイント=1マイル
ANA航空券購入時の還元率 100円=3マイル相当
対応ブランド AMEX
年会費(税込) 本会員34,100円
家族会員17,050円
備考 ショッピング時はVポイントが貯まる

【おすすめポイント】

  • ポイントの有効期限なし、期限切れを気にせずにANAマイルへの交換ができる
  • ANA航空券購入時は100円=3マイル相当と還元率が高い
  • ショッピング時の還元率1%相当、普段の買い物でもサクサク貯められる

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ANA VISAプラチナ プレミアムカード|ANAカード最上級

ANA VISAプラチナ プレミアムカード|ANAカード最上級

数多くあるANAカードの中でも最上級なのが、ANA VISAプラチナ プレミアムカードです。プラチナカードに位置づけられているだけあり、他のカードとは比べ物にならないくらいの高還元率です。

入会条件はかなり厳しいですが、飛行機への搭乗頻度が多い人は元を取れる可能性が十分にあるでしょう。

入会・継続マイル 10,000マイル
搭乗ボーナスマイル 50%
ショッピング還元率 200円=1ポイント=3マイル
ANA航空券購入時の還元率 100円=3.5マイル相当
対応ブランド VISA
年会費(税込) 本会員88,000円
家族会員4,400円
備考 原則として満30歳以上かつ安定継続収入がある人のみ対象

【おすすめポイント】

  • 入会・継続時にもらえるマイルは10,000マイル
  • 搭乗時のボーナスマイルは50%と高還元率
  • 航空券購入時でも100円=3.5マイル相当の高還元率

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JALマイルが貯まるクレジットカード7選

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

続いてはJALマイルが貯まるクレジットカードを7つ紹介します。

  • JALカード
  • JALカード TOKYU POINT ClubQ
  • イオンJMBカード
  • JALカードSuica
  • JAL CLUB-Aカード
  • JAL CLUB-Aゴールドカード
  • JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ

それぞれひとつずつ解説します。

JALカード|コストを抑えてJALマイルを貯めたい方はこちら

JALカード|コストを抑えてJALマイルを貯めたい方はこちら

コストを最小限に抑えてJALマイルを貯めたい方は、JALカードがおすすめです。

入会搭乗ボーナス 1,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
ショッピング還元率 200円=1マイル
100円=1マイル(年会費3,300円追加で入会)
対応ブランド VISA,JCB,Mastercard
年会費(税込) 初年度:無料
2年目以降:2,200円(家族会員1,100円)

【おすすめポイント】

  • 初年度の年会費無料
  • 年会費3,300円を支払えばショッピング還元率が2倍になり、サクサク貯められる

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JALカード TOKYU POINT ClubQ|東急グループ利用時にダブルでお得

JALカード TOKYU POINT ClubQ|東急グループ利用時にダブルでお得

東急グループのお店を利用する機会が多い人には、JALカード TOKYU POINT ClubQがおすすめです。

マイルに加えてTOKYU POINTも二重取りできます。

入会搭乗ボーナス 1,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
ショッピング還元率 200円=1マイル
100円=1マイル(年会費3,300円追加で入会)
対応ブランド VISA,Mastercard
年会費(税込) 初年度:無料
2年目以降:2,200円(家族会員1,100円)
備考 東急グループで利用時にTOKYU POINTも貯まる
マイル・TOKYU POINTの相互交換が可能

【おすすめポイント】

  • 初年度の年会費無料
  • 東急グループ利用時にマイル・TOKYU POINTの両方が貯まる
  • マイル・TOKYU POINTの相互交換が可能により、貯めたポイントを有効に使える

JALカード TOKYU POINT ClubQに申し込む

イオンJMBカード|WAONへの交換も可能

イオンJMBカード|WAONへの交換も可能

イオン系列のお店を利用する機会が多い方やWAONを使っている方には、イオンJMBカードがおすすめです。

マイルが貯まるクレジットカードは基本的に年会費がかかりますが、イオンJMBカードでは永年無料での利用が可能。低コストでマイルを貯められます。

ただし他カードと違ってマイルがもらえるボーナスはないので、その点は理解しておきましょう。

入会搭乗ボーナス なし
毎年初回搭乗ボーナス なし
搭乗ボーナスマイル なし
ショッピング還元率 200円=1マイル
対応ブランド VISA,JCB,Mastercard
年会費(税込) 無料
備考 マイルを電子マネーWAONに交換が可能
マイルの有効期間を60ヶ月まで延長(通常は36ヶ月)

【おすすめポイント】

  • 年会費は永年無料
  • 貯めたマイルは電子マネーWAONに交換できるので、飛行機に乗る機会が無くても使い道がある
  • マイルの有効期限が36ヶ月⇒60ヶ月に延長

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JALカードSuica|JALカードとSuicaが一体化

電車に乗る機会が多い方には、Suica機能を搭載したJALカードSuicaがおすすめです。

JRE POINT加盟店で決済すればマイルに加えてJRE POINTも貯まるので、一石二鳥です。

入会搭乗ボーナス 1,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
ショッピング還元率 200円=1マイル
100円=1マイル(年会費3,300円追加で入会)
対応ブランド JCB
年会費(税込) 初年度:無料
2年目以降:2,200円(家族会員1,100円)
備考 Suica機能付与
JRE POINTを貯められる

【おすすめポイント】

  • 年会費は初年度無料
  • Suica機能付きなので、クレジットカードと交通系ICカードを一元化できる
  • JRE POINT加盟店で決済すれば、ポイントの二重取りができる

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JAL CLUB-Aカード|効率よくJALマイルを貯めたい方におすすめ

JAL CLUB-Aカード|効率よくJALマイルを貯めたい方におすすめ

JALカードよりも効率よくマイルを貯めたい方におすすめなのが、JAL CLUB-Aカードです。

ボーナスによってもらえるマイルも高いので、サクサク貯められます。

年会費が他のカードよりも高めに設定されているので、その分以上にマイルを貯められるか試算してから申し込むといいでしょう。

入会搭乗ボーナス 5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
ショッピング還元率 200円=1マイル
100円=1マイル(年会費3,300円追加で入会)
対応ブランド VISA,JCB,Mastercard
年会費(税込) 本会員11,000円
家族会員3,850円

【おすすめポイント】

  • 入会後の搭乗ボーナスで5,000マイルがもらえる
  • 搭乗ボーナスマイルは25%と高還元率

JAL CLUB-Aカードに申し込む

JAL CLUB-Aゴールドカード|ワンランク上のCLUB-Aカードにより付帯保険が充実

JAL CLUB-Aゴールドカード|ワンランク上のCLUB-Aカードにより付帯保険が充実

JALマイルを効率よく貯められるJAL CLUB-Aカードの上位カードが、JAL CLUB-Aゴールドカードです。

JAL CLUB-Aカードとの大きな違いはショッピング還元率。普段の買い物においてどんどんマイルが貯まります。

入会搭乗ボーナス 5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
ショッピング還元率 100円=1マイル
対応ブランド VISA,JCB,Mastercard
年会費(税込) 本会員17,600円
家族会員8,800円

【おすすめポイント】

  • ショッピング還元率1%と高還元により、普段の買い物で効率よくマイルを貯められる
  • 海外旅行/国内旅行傷害保険が最高1億円と、手厚い補償が付与されている

JAL CLUB-Aゴールドカードに申し込む

JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ|JALカードの最上級

JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ|JALカードの最上級

数多くあるJALカードの中でも最上級に位置づけられているのが、JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナです。

世界中の空港ラウンジが無料で利用できるので、海外への移動が多い方におすすめです。

入会搭乗ボーナス 5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
ショッピング還元率 100円=1マイル
対応ブランド AMEX
年会費(税込) 本会員34,100円
家族会員17,050円
備考 原則20歳以上で安定した収入のある方のみ対象

【おすすめポイント】

  • 500以上の都市のラウンジが無料で利用できる
  • 海外旅行傷害保険が最高1億円と、手厚い補償を受けられる

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クレジットカードでマイルが貯まる仕組み

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

ここまでANAおよびJALカードでマイルが貯まるおすすめのクレジットカードを紹介しました。

とはいえ「クレジットカードでどうやってマイルが貯まるの?」という疑問を持たれている方も多いかもしれません。

クレジットカードでマイルが貯まる仕組みは主に以下の2つです。

  • 飛行機の搭乗時
  • ショッピング決済時

自分に合ったカードを選ぶために、理解しておきましょう。

飛行機の搭乗時に貯まる

マイルを貯める代表的な方法は、飛行機に乗ることです。

予約した航空券の区間によってもらえるマイルが決められており、以下の計算式で算出されます。

マイル=搭乗区間ごとの基本マイレージ×積算率

搭乗区間ごとの基本マイレージは基本的に、予約した航空券の距離に比例して高くなっていきます。

積算率はカードごとに設定されている「搭乗ボーナスマイル」を当てはめて計算します。

ショッピング決済時に貯まる

ANAカードやJALカードなどクレジットカード決済時にマイルが貯まるカードであれば、普段の買い物でも貯められます。

還元率はカードによって異なりますが大半は0.5-1.0%の範囲内です。

なおショッピング決済時の貯まり方はANAとJALで仕組みが異なります。

  • ANA:各カードに導入されたポイントが貯まり、そこからマイルへ交換
  • JAL:直接マイルが貯まる

ANAとJALそれぞれの特徴は後述で詳しく解説するので、ぜひ読み進めてください。

クレジットカードでマイルを貯めるべき人・必要ない人

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

クレジットカードを使わなくてもマイルは貯められます。そのため「年会費を払ってまでマイルをカードで貯める必要はあるのかな?」と判断に迷う方は多いかもしれません。

そこでここからは、クレジットカードでマイルを貯めるべき人および必要のない人をそれぞれ解説します。

旅行・仕事などで飛行機に乗る機会が多い人にはおすすめ

旅行や仕事などで飛行機に乗る機会が多い人は、クレジットカードでマイルを貯めたほうがお得になります。

その理由はポイントとして消費するよりも、マイルで航空券に交換した方がコスパがいいからです。

  • クレカのポイント:1ポイント=1円相当
  • マイルで航空券に交換:1マイル>1円

特に繁忙期やビジネスクラスを利用する際は、さらにマイルの価値が上がります。

以上より、飛行機に多く乗る人はマイルの貯まるクレジットカードを利用して、航空券などに交換したほうがお得です。

日頃の支出を抑えたい人には不向き

マイルを貯めるのに不向きなのは、日ごろの支出を抑えたい人です。

還元されたポイント・マイルを利用して節約するために、クレジットカードで決済している人は多いのではないでしょうか。

しかしマイルが貯まるクレジットカードは基本的に、

  • 年会費が他のカードよりも高い
  • ショッピング還元率が低い

という傾向にあります。

そのため節約目的に使いたい方は、普通のクレジットカードでポイントを貯めたほうがお得です。

マイルが貯まるクレジットカードを選ぶ3つのポイント

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

マイルが貯まるクレジットカードは種類が多いので、選ぶのが大変と感じる方は多いでしょう。

選ぶ際のポイントは3つあります。

  • マイル還元率
  • 年会費
  • マイルを貯めやすいかどうか

上記をもとに比較すれば、カードを選びやすくなります。

1.マイル還元率

マイルの還元率は最初に見るべきポイントです。

当然ながら還元率が良いほどマイルを貯めやすくなります。

ノーマルカードでは0.5%程度となっていますが、ゴールドカードやAMEX・ダイナースであれば還元率が1%を超えることも。

特定条件を満たせば還元率がさらに上がるカードもあるので、自身にとって貯めやすいものを選びましょう。

2.年会費

還元率と同様にチェックしておきたいのが、カード維持に必要な年会費です。

還元率が高いカードほど年会費も高額になり、なかには年会費が3万円超のカードも。

選び方を間違えると「高還元率を狙って年会費の方が高いカードを選んだのにマイルが十分に貯まらず損していた」という本末転倒なこともあります。

自身が使いこなせる範囲で少しでも年会費が安いカードを選ぶようにしましょう。

3.マイルを貯めやすい

マイルの貯めやすさもカードごとに異なります。

マイルは支払った金額に応じて貯まるだけではありません。カードごとに定められたボーナスも大きく影響します。

マイルの貯めやすさを判断する際は、以下の項目をチェックしましょう。

内訳 概要
搭乗ボーナスマイル 予約した航空券の区間に応じて還元されるマイル
入会・継続マイル ANA限定。カード入会および更新時に付与されるマイル
入会搭乗ボーナス JAL限定。カード入会から初搭乗時に付与されるマイル
毎年初回搭乗ボーナス JAL限定。カード更新後の初搭乗時に付与されるマイル

上記の項目で高額のボーナスマイルをもらえるようであれば、マイルを貯めやすいカードと言えます。

ANAとJAL、どちらのマイルを貯める?

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

「ANAとJALのどちらを選ぶべきか迷う……」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

どちらを選んでもお得にできるのに変わりはありませんが、それでも選ぶ際には仕組みの違いを理解したほうが良いです。「考えるのはめんどくさいから両方貯めよう」という人もいるかもしれませんが、マイルが分散して使いづらいのでおすすめしません。

ANAとJALの大きな違いは、以下の4つです。

ANAカード JALカード
マイルの貯まり方 ポイントを変換する 直接貯まる
入会・継続ボーナス カード保有のみ 搭乗時に適用
マイル還元率2倍 5,500-6,600円/年 3,300円/年
有効期限 ポイントの有効期限+マイル取得日から36ヶ月後の月末 搭乗日から36ヶ月後の月末

ここからはANAおよびJALマイルが貯まるカードの特徴を解説します。

ANAマイルが貯まるカードの特徴

ANAマイルが貯まるカードの特徴は以下の3つです。

  • ポイントの有効期限も含めれば長期間保持できる
  • 飛行機に搭乗することなく貯められる
  • 手っ取り早く貯めるにはコストが掛かる

ANAマイルの一番の強みは、有効期限が長いこと。

最長で「各ポイントの有効期限+ANAマイレージの期限」の期間があるので、失効リスクが少ないです。

とくにダイナースやAMEXの場合はポイントの有効期限が無いので、実質無期限でANAマイレージを保有できます。

ただしANAマイレージを手っ取り早く貯めるには、コストが掛かるのがデメリット。

マイル還元率を2倍にするコースは、JALマイルと比べて2,000円以上多く年会費が掛かります。

JALマイルが貯まるカードの特徴

JALマイルが貯まるカードの特徴は以下の2つです。

  • 直接貯まるため管理が楽
  • 還元率2倍コースのコストは安い

JALではカードに直接マイルが貯まるので、楽に管理できます。

還元率2倍コースもANAに比べて2,000円ほど安いので、低コストでサクサクとマイルを貯められます。

ただしポイントを経由しないぶん、ANAに比べて有効期限が短めなのがデメリット。

JALマイルの有効期限は搭乗日から36ヶ月後の月末となっているので、それまでに使い切る必要があります。

使い切れない場合はWAONやPontaポイントなど、他のポイントシステムへ交換しましょう。

マイルが貯まるクレジットカードを利用する3つのメリット

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

クレジットカードでマイルを貯めるメリットは3つあります。

  • ショッピングでマイルが貯まる
  • 搭乗するだけで貯まる
  • カードによっては他のポイントも貯められる

それぞれひとつずつ解説します。

1.普段のショッピングでマイルが貯まる

クレジットカードを使えば普段のショッピングでマイルが貯まります。

基本的にマイルを貯める方法は飛行機の搭乗時だけ。しかし、それだけだと時間が掛かってしまいます。

クレジットカードでマイルを貯めることで、早い段階でお得な航空券に交換できます。よりお得に旅行に行けるようになりますね。

2.入会・更新・搭乗するだけで貯まる

持っているだけでボーナスマイルがもらえるクレジットカードもあります。

ANAではカードの入会および更新をするだけでボーナスとしてもらえます。

一方のJALでもカード入会・更新後の初回搭乗時にボーナスが発生。

クレジットカードの特典を活用すればマイルをもらえるチャンスが増えるので、より早く貯められるのです。

3.カードによっては他のポイントも貯められる

カードによっては他のポイントも貯められます。

ポイントについてはANAとJALでは以下のような違いがあります。

  • ANA:貯めたポイントはマイル以外にも交換可能
  • JAL:提携店で買い物をすれば、マイルに追加してポイントを貯められる

ANAマイルを使い切れない場合は、他のポイントに交換して有効に活用しましょう。

JALについてはカードと提携しているお店のポイントとマイルの二重取りが可能になり、高還元が見込めます。

提携店で買い物をする頻度が多い人はJALカードを選びましょう。

マイルが貯まるクレジットカードを利用する2つのデメリット

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

ここまでマイルが貯まるクレジットカードを利用するデメリットは2つあります。

  • ショッピング利用時は還元率が悪い
  • 年会費が高額

上記の点を押さえておかないとお得にならないケースもあるので、カード選びの際は注意しましょう。

1.ショッピング利用時は還元率が悪い

マイルが貯まるクレジットカードは基本的に、ショッピング利用時の還元率は低い傾向にあります。

年会費が初年度無料のマイルが貯まるクレジットカードの場合、還元率は0.5%程度に設定されていることが多いです。

しかしマイルなしでポイントが貯まるクレジットカードでは、ノーマルカードでも還元率が1%超のカードはいくつもあります。

そこで以下の表では、年会費無料のクレジットカードの還元率を比較してみました。

カードの種類 ショッピング還元率 貯まるポイント
ANAカード 0.5% Vポイント
Oki Dokiポイント
JALカード 0.5% JALマイル
ヤフーカード 1.0% Tポイント
楽天カード 1.0% 楽天ポイント
リクルートカード 1.2% リクルートポイント

マイルを貯める目的が「節約のため」という人もいるかもしれません。

しかしマイルが貯まるクレジットカードは還元率が低い傾向にあることから、節約目的ではおすすめできません。

ショッピング時の還元率の低さが気になる方は、マイルを貯める目的をもう一度考え直してみたほうが良いでしょう。

2.年会費が割高

年会費が割高である点も、マイルが貯まるクレジットカードを選ぶ際に注意すべきです。

年会費が永年無料のクレジットカードはいくつかありますが、マイルが貯まるタイプでは無料だったとしても初年度のみ。基本的に年会費がかかります。

例えばヤフーカードや楽天カードは年会費永年無料で利用できるのに対し、ANAカードおよびJALカードでは2年目以降は2,200円かかります。

ポイントが貯まるゴールドカードの年会費の相場は5,000円程度。マイルが貯まるゴールドカードはさらに年会費が高いです。

JAL CLUB-Aカードで11,000円、ANA VISAワイドゴールドカードでは15,400円もかかります。

マイルがうまく活用できなさそうな人は、クレジットカードの導入を考え直したほうが良いでしょう。

クレジットカードで貯めたマイルを活用する方法

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

クレジットカードで貯めたマイルを活用する方法は以下の3つです。

  • 座席をビジネス・ファーストクラスへアップグレードする
  • 特典航空券と交換する
  • 電子マネーおよび他社ポイントへ交換する

これらの活用方法でお得になるかどうかで、マイルが貯まるクレジットカードを選ぶべきかどうか判断しましょう。

座席をビジネス・ファーストクラスへアップグレードする

マイルを活用すれば、ビジネスおよびファーストクラスへのアップグレードが可能です。

ファーストクラスは言うまでもなく、ビジネスクラスの航空券でもかなり高額になります。

しかしマイルを活用して交換すれば、通常よりもはるかに安い金額でビジネスおよびファーストクラスを利用できます。

【JAL便による某日の東京⇒上海区間の運賃比較】

運賃
ビジネスクラス 251,000円
エコノミー⇒ビジネス 182,000円
+12,000マイル

一例として東京⇒上海区間を調べてみましたが、エコノミーとビジネスの差額7万円をたったの12,000マイルで埋めることができました。

「一度でもいいからビジネスクラスに乗ってみたい」という方は、マイルを貯めて実現してみてはいかがでしょうか。

特典航空券と交換する

特典航空券と交換するのも、お得なマイル活用方法の一つです。

各航空会社より指定された区間の航空券が、通常料金よりもお得な金額で予約できます。

【特典航空券1区間に必要なマイル数】

JAL ANA
東京⇔大阪 6,000 5,000~
東京⇔札幌 7,500 6,000~
東京⇔沖縄 7,500 7,000~
東京⇔石垣 10,000 8,500~
札幌⇔大阪 7,500 6,000~
札幌⇔福岡 7,500 7,000~
名古屋⇔福岡 7,500 6,000~

JALマイルは搭乗したら有効期限が36ヶ月引き延ばされるので、対象区間に行く機会があるまで持っておくといいでしょう。

電子マネーおよび他社ポイントへ交換する

もうひとつのマイルの使い道が電子マネーや他社ポイントへの交換です。

しかしこちらは、以下2つの理由からおすすめできません。

  • 年会費が高いので他カードのほうがコスパが良い
  • 還元率が低めなので他カードのほうが効率よく貯められる

マイルが貯まるクレジットカードは、年会費が高いうえに還元率が低い傾向にあります。

ポイントへ交換するのであれば、最初から他のクレジットカードを利用した方が効率よく貯められます。

電子マネーや他社ポイントへの交換は期限切れを防ぐための最終手段として考え、マイルはあくまで航空券への交換を念頭に置いたほうが良いでしょう。

まとめ

マイルが貯まるクレジットカードおすすめ14選!選び方も解説

マイルをうまく貯めて活用すれば、よりお得な金額で航空券を予約できます。

マイルが貯まるクレジットカードを選ぶ際のポイントは以下の3つです。

  • マイル還元率
  • 年会費
  • マイルを貯めやすいかどうか

クレジットカードを選ぶ際はマイルの貯まりやすさと年会費のバランスを考えれば、自分に合ったものが見つかるでしょう。

なおマイルが貯まるクレジットカードは数多くあるので、選ぶのに迷われる方がいるかもしれません。

迷ったときは以下3つから選んでおくといいでしょう。

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