「未経験だけどエンジニアになりたい!転職できるかな?」
「現役のエンジニアだけど、今よりもいい職場に転職したい!おすすめの転職サイトはどれだろう?」
これからエンジニアになりたい人も現役バリバリに活躍されている方も、転職サイトやエージェントの選び方がわからないという方は多いのではないでしょうか。実際にIT業界に強い転職サイトおよびエージェントは数多くあるため、どこを使うべきか迷うかもしれません。
そこでこの記事では、
- エンジニアが転職する際におすすめしたい転職サイト
- 転職を成功させるポイント
の二点を解説します。数十年先も見据えた職場探しができるようになるので、ITエンジニアへの転職を考えている方はぜひご一読ください。
迷ったときはこちらの3つがおすすめ
ITエンジニア転職は、転職サイトと転職エージェント両方の活用がおすすめ
ITエンジニアへ転職したい場合は、「転職サイト」と「転職エージェント」の両方に登録することから始めましょう。その理由について解説します。
転職サイトと転職エージェントの違い
「転職サイトと転職エージェントって何が違うの?」と思われる方のために、両者の違いを簡単に説明します。
- 転職サイト⇒自分のペースで求人を検索したり、応募したりできる
- 転職エージェント⇒担当者から転職活動のサポートを受けながら、求人に応募できる
どちらも「求人を紹介してもらえる」という共通点はありますが、大きな違いは担当スタッフから転職活動のサポートを受けられるかどうか、です。
IT/Web業界への転職に両方の活用がおすすめな理由
ITおよびWeb業界へ転職するのであれば、転職サイトと転職エージェントの両方を活用した方が良いです。その理由は、転職サイトと転職エージェントのメリットがそれぞれ異なるからです。
- 転職サイトであればより多くの求人に触れられるため
- 転職エージェントであれば転職活動をサポートしてくれるため
転職サイトと転職エージェントの良いところを取りながら転職活動に取り組んだ方が、より満足度の高い転職ができるのです。
ここからはITエンジニアへの転職を志望する人におすすめしたい、転職サイトおよびエージェントを紹介します。
ITエンジニアにおすすめの転職サイト・転職エージェント10選
ITエンジニアにおすすめの転職サイト・転職エージェントを10個、特徴もあわせて解説します。いずれのサービスも登録自体は無料です。ご自身に合うと思ったサイトを見つけたら、まずは登録してみましょう。
doda|業界最大規模の案件数から選べる
総合型の大手転職サイトであるdodaは、SEやエンジニアの求人に絞り込んでも、豊富な案件数を抱えています。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人件数 | 約17,000件
(技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)で絞り込み) |
※求人件数は2021/8/21時点のもの
【ポイント】
- 業界最大規模というだけあり、IT系求人も含めて数多くの求人に触れられる
- 自分のペースで転職活動ができる
IT系職種の求人も非常に多いため、未経験者の方も現役エンジニアの方も、まずはdodaに登録してみると良いでしょう。
リクナビNEXT|大手転職サイトでIT系求人数も豊富
リクナビNEXTも大手というだけあり、IT系職種に絞り込んでも1万件を超える数の求人が見つかります。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
求人件数 | 約13,000件
(IT系職種に絞り込んだ場合の総数) |
※求人件数は2021/3/11時点のもの
【ポイント】
- 取り扱っている求人の85%がリクナビNEXT限定
- スマホアプリも用意されているため、隙間時間にも転職活動を進めやすい
案件数は先述したdodaよりも少なく感じてしまいますが、リクナビNEXTも他転職サイトに比べると、かなり取扱件数は多いです。加えてリクナビNEXTでしか扱っていない求人も多々見られるため、こちらも登録しておくといいでしょう。
リクルートエージェント|転職エージェントに登録するならまずはこれ
転職エージェントの代表格ともいえるサービスである「リクルートエージェント」では、非公開求人も含め、非常に豊富な案件を取り扱っています。もちろんその中にはIT/Web業界の求人も多いため、エンジニアに転職したい方も登録をおすすめします。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
求人件数 | 公開求人:約30,000件
非公開求人:約40,000件 (条件をSE・ITエンジニアに限定) |
※求人件数は2021/8/21時点のもの
【ポイント】
- 求人件数は非公開求人も含めて70,000件と、非常に豊富
- 全国に支店を展開しているため、地元就職もしやすい
リクルートエージェントの一番の強みは、全国に支店を構えていること。そのため地方在住でエンジニア転職をしたい方でも、案件に巡り合える可能性が高いのです。
パソナキャリア|数十年後のキャリアまで寄り添ってくれる
パソナキャリアもまた、リクルートエージェントに肩を並べる有名な転職エージェントです。
総合的に幅広い求人を取り扱っていますが、IT/Web業界の求人も豊富にあるため、様々な求人に触れられます。長期間のサポートが受けられるので、安心して利用できます。
運営会社 | 株式会社パソナ |
求人件数 | 非公開 |
【ポイント】
- 求職者へのきめ細やかなサポートに定評あり
- 2019年オリコン顧客満足度調査で第1位に輝く評判の良さ
実際に使用された方の評判を見てみても、「ていねいにサポートしてくれた」という口コミが多数見られました。そのため未経験者の方はまずパソナキャリアを使ってみた方が良いでしょう。
type転職エージェント|首都圏で転職したい人におすすめ
首都圏に密着してサービスを提供している総合型転職エージェントの「type転職エージェント」。IT業界の求人も数多くそろえているため、登録しておいて損は無いでしょう。
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
求人件数 | 公開求人:約4,400件
(条件をIT/Web/通信系エンジニアで絞り込み) |
※求人件数は2021/8/21時点のもの
【ポイント】
- 拠点が東京のみであることもあり、首都圏に密着したスタイル
首都圏での転職を考えているのであれば、type転職エージェントは登録しておくべきサービスです。
マイナビIT AGENT|IT業界の求人数は圧倒的
「マイナビIT AGENT」であれば、IT業界に精通したエージェントがエンジニアを志望する求職者の転職活動をサポートしてくれます。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人件数 | 公開求人:約23,000件 |
※求人件数は2021/8/21時点のもの
【ポイント】
- ITおよびWeb業界に精通したエージェントがサポートしてくれる
- 公開求人だけで20,000件と、かなり豊富な求人数を抱えている
エンジニアとしてのキャリアの歩み方に悩まれている方は、マイナビIT AGENTに相談してみてはどうでしょうか。IT業界に詳しいプロのエージェントが、あなたのこれまでのキャリアを基に、適切な方向性を示してくれるかもしれませんよ。
レバテックキャリア|ハイクラス向けのエージェント
IT/Web業界に特化した転職エージェントと言えば、レバテックキャリアもおすすめです。
通常の転職活動では内定まで出るのに1ヶ月程度は掛かるものですが、レバテックキャリアであれば最短1週間で終わらせることも可能です。
運営会社 | レバテック株式会社 |
求人件数 | 公開求人:約11,000件 |
※求人件数は2021/8/21時点のもの
【ポイント】
- IT業界に特化したエージェントがサポートしてくれる
- 転職者の年収アップ率60%以上の実績あり
- 応募してから内定まで1週間~10日程度と、スピーディに進められる
スピーディな転職活動に加え、年収アップ率が60%以上の実績があります。そのため腕に自信のあるエンジニアの方は、ぜひ登録してみましょう。
IT転職エージェント@PRO人|最適な案件のみを紹介してくれる
「IT転職エージェント@PRO人」は、求職者に対して最適な案件を厳選し、提案してくれる転職エージェントです。
実際に転職エージェントによっては「たくさん求人を紹介されて迷ってしまう」といったことがあるようですが、「IT転職エージェント@PRO人」であれば、あなたにとって良質な求人から企業を選べます。
運営会社 | 株式会社エスアイイ― |
求人件数 | 非公開 |
【ポイント】
- 求職者に対して納得のいく転職活動にこだわり年収アップ率82%を達成
- カウンセラーが厳選した案件から選べるため、迷わずに転職活動ができる
カウンセラーの方であらかじめ求人を絞り込んでくれるため、転職の方向性がはっきりと決まっている人におすすめの転職サービスです。
GEEKLY|IT・Web・ゲーム業界に強い
「エンジニアとしてゲーム業界で働きたい!」と明確な希望があるようであれば、Geeklyがおすすめです。GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントであり、非公開求人だけで10,000件以上も抱えています。
運営会社 | 株式会社Geekly |
求人件数 | 公開求人:約9,000件
非公開求人:10,000件以上 |
※求人件数は2021/8/21時点のもの
ゲーム業界で活躍したいエンジニアは、まずGeeklyに登録してみましょう。
社内SE転職ナビ|社内SEを目指す人ならここ
「業界に特にこだわりは無いけど、社内SEを目指したい」という人は、「社内SE転職ナビ」がおすすめです。社内SEは他のITエンジニアに比べて、ワークライフバランスを維持しながら働ける傾向にあるため、仕事とプライベートを両立したい人におすすめです。
運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
求人件数 | 公開求人:992件 |
※求人件数は2021/8/21時点のもの
【ポイント】
- 転職の難易度が高い社内SEの求人に触れられる
- 社内SEに転職する際のサポートとアドバイスを、カウンセラーにしてもらえる
実際に社内SEを目指そうと思っても、人気が非常に高いため、自力で転職を成功させるのは難しいかもしれません。そのため社内SEに特化したエージェントである「社内SE転職ナビ」を活用して、理想とするライフスタイルの実現に向けて動いてみませんか。
エンジニア・IT業界未経験でも転職できる?準備すべき3つのこと
ITエンジニアに転職したい人の中には、「未経験だけど転職できるかな?」と不安に感じる方もいるかもしれません。しかしご安心ください、最近はIT業界全体が人手不足に悩まされていることもあり、未経験でも転職できる可能性は十分にあります。
ただし未経験の方が転職するためには、経験者以上にしっかり準備して、転職活動に挑む必要があります。未経験の方がITエンジニアに転職するためにやるべきことは、以下の3つ。
- 独学もしくはスクールでプログラミングを学ぶ
- アプリなどを自作してみる
- IT/Web業界の知識をつける
それぞれ一つずつ解説します。
1.独学もしくはスクールでプログラミングを学ぶ
ITエンジニアへの転職に向けて、活動を始めるのもいいですが、まずプログラミングの勉強から始めましょう。基本的に企業側は即戦力を求めているため、少しでも早く業務をこなせるように、必要なスキルをあらかじめ学んでおく必要があります。
プログラミングの学習方法は独学でもスクールでも、あなたが取り組みやすい方を選びましょう。特に近年では数多くの企業がプログラミングスクールに参入しているため、学習環境は一昔前よりも、かなり良くなっています。
プログラミングのレベルとしては、最低でも自作アプリを作れるレベルには持っていきたいところです。
2.アプリなどを自作してみる
プログラミングを学習する過程で、アプリなどを自作で試作してみると良いでしょう。アプリを作ることで学んだことへのアウトプットになり、学習効率が上がります。
またアプリを自作するレベルに達すれば、企業との面接の際に、ポートフォリオとして持っていくこともできます。学習効率向上のためにも、面接時に提案できるポートフォリオを作るためにも、積極的にアプリなどを自作してみましょう。
【注意点】
企業との面接の際に自作アプリをアピールするのは好印象になりますが、プログラミングスクールの課題で作ったアプリを持っていくのは止めましょう。他の求職者との差別化につながりませんし、面接官に「自主的に動けない人」という印象を持たれてしまうかもしれません。
面接で他の未経験求職者と差別化するためにも、自作したアプリをポートフォリオとして持っていきましょう。
3.IT/Web業界の知識をつける
プログラミングスキルを身に着けるのは大前提ですが、同時にIT/Web業界の知識もある程度、頭に入れておくようにしましょう。たとえば、
- ビジネスモデル
- 最近のトレンド
- 将来取り入れられそうなテクノロジー
といったことです。
実際に業界の知識を身に着ければ、「どんなITエンジニアになりたいのか」と目指す方向性も見えてきます。また面接の際に話す志望動機を考えるうえでの参考にもなるかもしれません。
そのためプログラミングスキルの習得と並行して、IT/Web業界の知識も身に着けるようにしましょう。先述した3つのことが準備できたら、次に紹介する「未経験者にもおすすめ
できる転職サイトおよびエージェント」に登録して、転職活動をスタートさせましょう。
未経験者におすすめの転職サイト・転職エージェントをピックアップ
転職活動の準備ができたら、転職サイト・エージェントを活用しましょう。業界の知識が少ない未経験者こそ、プロの力を借りることで優位に転職活動を進められます。
転職先を選ぶ際の方向性について助言をもらえたり、自分のスキルに合った企業を見つけやすくなったりします。そこで未経験者におすすめしたい転職サイトを3つ、ピックアップしてみました。
- doda:自分のペースで活動でき、尚且つ多くの求人に触れられる
- パソナキャリア:初めてのITエンジニアへの転職活動にも、きめ細やかにサポートしてくれる
- マイナビIT AGENT:IT業界に特化した転職エージェントであり、紹介してもらえる求人数が多い
「パソナキャリア」や「マイナビIT AGENT」でITエンジニアへの転職に向けて、ていねいなサポートを受けつつ、dodaで自分の好きな時に求人を見たり応募したりする、という流れで進めると良いでしょう。
ITエンジニアへの転職を成功させるために押さえるべきポイントを次に解説します。
ITエンジニアへの転職を成功させる6つのポイント
「転職サイト・エージェントの選び方は理解できたけど、転職を成功させるコツは無いの?」とお思いかもしれません。
転職活動において内定を多くもらえる人と、そうでない人がいます。またITスキルや実績の高い人が、必ず転職活動に成功するわけでもありません。
そこでここからは、ITエンジニアへの転職活動を成功させるためのポイントを解説します。押さえるべきポイントは、以下の6つ。
- 転職の目的を明確にする
- ITエンジニアとしての今後のキャリアを明確にする
- 転職先およびIT業界の情報をできるだけ多く集める
- 自分のITスキルを分析する
- 自分の市場価値を理解する
- 強気で転職活動に取り組む
それぞれ一つずつ解説します。
1.転職の目的を明確にする
まずは、転職の目的を明確にすることです。転職する目的は人によって異なりますが、ご自身のゴールを理解せずに活動している人は少なくありません。
- 給料をアップして、今よりも生活を楽にしたい
- 忙しすぎて休むヒマもないから、家族との時間を作りたい
- 将来、ITスキルを使って○○を実現したいけど、今の職場では難しそう
など、転職活動を行うきっかけが何かしらあるはずです。「なぜ私は転職したいのか」を明確にすることで、次の仕事を選ぶ際の基準を見つけられます。
「この職場に転職してよかった」と思えるような転職活動にするために、転職の目的を明確にしましょう。
2.ITエンジニアとしての今後のキャリアを明確にする
ITエンジニアとして今後歩んでいきたいキャリアを明確にすることも、転職活動の最初の段階でやっておくべきです。「ITエンジニア」とひとくくりにしても、実際には様々な業種・仕事があります。
そのため、仮にITエンジニアに転職できたとしても、「思っていた仕事と違う…」とミスマッチが生まれてしまうことも。転職のミスマッチを避けるためにも、ITエンジニアとして今後のキャリアを描く必要があるのです。
キャリアを描く上で考えるべきポイントは、以下の3つです。
- どんな立場で仕事をしたいのか(コーディングを極めるのか、他エンジニアを取りまとめる立場になるのか、等)
- どの分野で社会に貢献したいのか
- どんな働き方をしたいのか
この記事を読んでいる人の中には、「これからプログラミングを勉強する」という方もいるかもしれません。そのような方があらかじめ、ITエンジニアとしてのキャリアを描いておけば、自分が勉強すべきプログラミング言語も分かってくるでしょう。
あなたが理想とするワークスタイルを手に入れるためにも、ITエンジニアとしての今後のキャリアを明確にしておきましょう。
3.転職先の情報をできるだけ多く集める
志望したい企業が決まったら、転職先の情報をできるだけ多く集めましょう。転職先に関する情報を集めることで、選考の際の対策を立てやすくなるため、他の求職者よりも優位に立てるようになります。
集めるべき情報は多いに越したことはありませんが、以下の情報は最低限は押さえましょう。
- 事業内容
- 自分が入社した場合に取り組むべき業務
- 社内の雰囲気や制度
- 仕事環境
これら集めた情報をもとに書類選考および面接の対策をするため、情報が多いほど的確な企業対策ができます。他の求職者よりも優位に選考を進めるために、転職先やIT業界の情報を集めておくようにしましょう。
4.自分のITスキルを分析する
転職活動を機に、ご自身のITスキルを分析することも、やっておきたい作業の一つです。これまでに培ってきたスキルを棚卸することで、改めて「自分にできること・できないこと」が見えてきます。
特に歴が長い経験者の方は、普段の業務で使わなくなったスキルが転職先で使える可能性がある、といったことがあるかもしれません。ご自身のITスキルを棚卸する際は、以下の方法に沿って取り組んでみてください。
- 自分がこれまでに携わってきたプロジェクト
- 自身が扱える言語
- その他IT関連以外で自分ができること
自分のITスキルを把握することで、次の仕事選びに向けて、持っているものと足りないものが自ずと見えてきます。持っているものと足りないものを把握できれば、志望企業へのアプローチの方法も変わってきます。
志望企業へ適切にアプローチするためにも、ご自身のITスキルを分析する作業が必要なのです。
5.自分の市場価値を理解する
「自分の市場価値」を理解することも、転職活動を成功させるには、欠かせないポイントです。市場価値というと抽象的に聞こえますが、要するに「企業が求めているものを多く満たしている」人材ほど市場価値が高い、と言っていいでしょう。
転職市場における市場価値は、主に以下の要素から判断できます。
- 年齢
- スキル(プログラミングをはじめとしたITスキルなど)
- 人間性(性格・気質など)
- 業務遂行能力
まったく同じスキルで性格もかなり近い25歳と30歳の人がいた場合、5歳若い25歳の方のほうが需要が高いです。このように様々な面から自分を客観的に把握して市場価値がどのくらいかを把握することで、志望企業へのアプローチの仕方が変わってきます。
より良い転職活動を実現するためにも、まずは転職市場における「自分の市場価値」を図ってみましょう。
6.堂々とした姿勢で転職活動に取り組む
最後はメンタリティの話になりますが、転職活動の際は堂々とした姿勢で取り組むようにしましょう。堂々としたように見える人ほど、周囲の人から「仕事ができそう」という印象を持ってもらえ、選考の際に有利に働きます。
仮にあなたが企業の採用担当者だった場合、「自身が無さそうな人」よりも、「自身がありそうで堂々としている人」を選びますよね。面接の際はハッタリでも構わないので、「私を採用しないと損するわよ!」ぐらいの強い気持ちで取り組むようにしましょう。
堂々とした姿勢で取り組むことで、選考の際に他の求職者との差別化にも繋がります。
転職サイト・エージェントを賢く利用する5つのコツ
先述で転職サイトおよびエージェントの選び方と、おすすめサイトを紹介しましたが、ここからは転職サイトを賢く利用する方法を解説します。賢い利用方法を知っておくことで、よりあなたのニーズを満たした企業にアプローチできるようになります。
転職サイトおよびエージェントを賢く利用するコツは、以下の5つ。
- 複数社で同時並行に進める
- 選び方に迷ったら抱えている求人数で選ぶ
- 素直に要望を出す
- 転職サイトとエージェントの両方を活用する
- 定期的に担当者と連絡を取る
それぞれ一つずつ解説します。
1.複数社で同時並行に進める
転職サイトおよびエージェントは、複数社に登録して、同時並行で進めましょう。主な理由は以下の二つです。
- より多くの求人を見られるから
- 転職サイト・エージェントの方向性によって合う合わないがあるから
実際に「リクナビNEXTが抱えている案件の85%が限定求人」であることから分かる通り、特定の転職サイトでしか扱っていない案件もかなり多いです。そのため少しでも多くの求人と触れるために、複数の転職サイト・エージェントに登録した方が良いのです。
とはいえ転職サイトを片っ端から登録していると、今度は逆に追いきれなくなってしまいます。そのためご自身が目を通せる範囲に、目安として3-4社程度に留めておくといいでしょう。
2.選び方に迷ったら抱えている求人数で選ぶ
先述で転職サイトの特徴を解説しましたが、「どうやって選んだらいいか分からない」と感じる方も少なくないでしょう。転職サイト選びに迷われた方は、まずは「抱えている求人数が多い方」へ優先的に登録してみましょう。
求人数が多いほど企業の選択肢も多く、エージェントの場合は求人数に比例してカウンセラーの人数も多いため、手厚いサポートを受けられます。とはいえ「IT転職エージェント@PRO人」のようにカウンセラー側が求人を厳選して紹介するサービスもあります。そのため、一概に「求人数が多い=サービスが良い」とは言い切れません。
しかし転職サイトを選ぶ際の一つの指標として、求人数の多さで選んでおけば、後悔することは無いでしょう。
3.転職サイトとエージェントの両方を活用する
サービスを複数活用した方が良い旨は、先述で解説した通りですが、転職サイトと転職エージェントは最低でも一つずつ登録しましょう。実際に転職サイトと転職エージェントは異なるサービスであり、それに伴い受けられるメリットも変わってきます。
【それぞれのメリット】
- 転職サイト:自分のペースで進められる
- 転職エージェント:担当者が転職活動をサポートしてくれる
そのため両方を活用しながら転職活動を進めれば、それぞれの良いところを取りながら、志望企業に巡り合える可能性があるのです。
4.【転職エージェント】要望があれば担当者に素直に話す
ここからは転職エージェントの場合の話になりますが、転職活動にあたって要望がある際は、担当者に素直に話しましょう。将来を決める転職活動の中で気になっていることや本当は言いたいことを隠していると、後々になって悔いの残る転職になるかもしれません。
理想のワークスタイルを実現するために、転職活動に関する要望があれば素直に担当者に話すようにしましょう。素直に話せれば、担当者の方もあなたの理想のワークスタイルに向けて、色々と動いてくれるはずです。
5.【転職エージェント】定期的に担当者と連絡を取る
転職エージェントにお世話になる際は、担当者の方と定期的に連絡を取ることが成功のカギとなります。担当者から見れば、定期的に連絡をくれる求職者ほど転職に対する意欲が高いと見なすため、サポートに力を入れてくれるものです。
「でも転職エージェントは私の転職活動をサポートしてくれるから、向こうから連絡をしてくれるんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。しかしエージェントの担当者はあなた以外にも、複数の求職者を掛け持ちで担当しています。
そして担当者側も「どれだけ求職者への転職を成功させたか」という実績が必要なので、必然的に「意欲が高い=定期的に連絡をくれる」求職者を優先することになります。つまり担当者からの万全なサポートを受けるためには、定期的にあなたの方から連絡をする必要があるのです。
エンジニアのIT業界への転職には転職サイトの活用がおすすめ
エンジニアのIT業界への転職には、転職サイトおよびエージェントの活用がおすすめです。転職サイトやエージェントを活用すればより良い求人と巡り合うことができ、理想のワークスタイルを実現できる可能性が高まるからです。
ITエンジニアに限った話ではありませんが、しっかり対策しないと転職後に後悔してしまうことになりかねません。そのため理想のワークスタイルを手に入れるためには、ご自身の準備はもちろん、転職サイトやエージェントの力を借りる必要があります。
この記事では転職サイトを上手に活用する方法を解説しました。ぜひこの記事を参考に、転職活動の成功に向けて頑張ってくださいね。
迷ったときはこちらの3つがおすすめ