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書籍・ムック詳細

最新 乳がん治療

サイシンニュウガンチリョウ

監修:福田 護

乳房を温存するには? 再発リスクを下げるには? 患者自身が納得の選択をするための、乳がん治療最新情報。

発売日 2017/06/30 判型 A5
ISBN 978-4-391-15002-5 ページ数
定価 本体価格 1300円 +税(定価) シリーズ名 「あなたが選ぶ治療法」シリーズ

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病気の治療に関して、「インフォームド・コンセント」という言葉がすでに一般的になっています。病気の情報や治療方針を医師が患者にしっかりと説明し、患者はそれを納得して治療にあたるという意味です。いまはそこからさらに進んで、「インフォームド・チョイス」の時代になりました。つまり、医師の説明を聞き、患者自身が受ける治療を選択するということです。それにより納得感が高まるだけでなく、治療成績にも好影響があるとわかっています。

本書は、乳房を温存するか、妊娠出産の可能性を残すか……等、さまざまな選択を迫られる乳がん患者さんのために、がんがどんな状態であれば、どんな治療の選択肢があるか、その効果はどれくらい期待できるのか、副作用はどの程度かを、最新の医学的な知見に基づいて紹介します。乳がんの治療生活に入るにあたって、アドバイザー的に読んでいただきたい本です。
 
 
《第1章:乳がん検診で「異常あり」と言われたら?》
・乳がん検診の“異常あり”の受け止め方は?
・乳房のセルフチェックを習慣に
・乳がんの発生しやすい場所を覚えておこう
・“しこり”や“腫れ”の原因はいろいろある
・あなたは乳がんになりやすいタイプ?
・乳がんにかかりやすい30代後半~60代前半
・発見・診断に必要な検査はこれ!
・治療法を選択するために必要な検査
・遺伝子がわかると検査の受け方が変わる
●コラム:乳がん検診には2種類ある
 
《第2章:治療法を決断するとき知っておくべきこと》
・がんの進行度から乳房温存の可能性を探る
・サブタイプで薬物療法の適性を知る
・乳がんの治療法は“組み合わせ”
・まず選択の基準となるのが“標準治療”
・乳房を温存? 切除? そのメリットとデメリット
・「乳房温存療法」を希望するあなたへ
・「術前薬物療法」でしこりを小さくして手術
・「乳房部分切除術」をさらに詳しく!
・「乳房切除術(全摘)」を決断したあなたへ
・腋窩リンパ節郭清、センチネルリンパ節生検
・「乳房再建」の技術はどこまで進んでいるか
・再建では自分の体の組織を使うか、人工乳房か
・手術後の「放射線療法」は再発予防のため
・「ホルモン療法」の種類と選び方
・「化学療法(抗がん剤)」の選択でがんを抑え込む
・「分子標的療法」でピンポイントの治療
・乳房にメスを入れない新治療法も研究中
・治療成績を左右する病院選びのポイント
・治療法の“同意”から“選択”する時代に
・セカンド・オピニオンを活用するには
・少なくとも初期治療の費用は確認して
●コラム:精神的ケアがより大切になる「若年性乳がん」
 
《第3章:こうして術後の症状・副作用をやわらげよう》
・治療生活には“味方”が必要。その探し方
・退院後はまず養生、そしてリハビリ
・がまんしない! 「リンパ浮腫」「疼痛」対策
・手術後の体をサポートする補正具・下着選び
・「放射線療法」の副作用を軽くするには
・「ホルモン療法」の副作用を軽くするには
・「化学療法(抗がん剤)」の副作用を軽くするには
・抗がん剤による「吐き気・嘔吐」の対処法
・抗がん剤による「脱毛」の対処法
・抗がん剤の「その他の副作用」対策
・「分子標的療法」の副作用を軽くするには
●コラム:がん治療の臨床試験はこのように行われる
 
《第4章:退院後、安心して生活するために》
・退院後のよりよい生活のためにできること
・家族とどう向き合うか
・女性として、パートナーと共に生きる
・「心の不調」に対処する
・運動で“心身の体力”の回復をめざす
・再発予防のため、体重をコントロール
・食生活の見直しで乳がんのリスクを抑える
・笑顔でいるため、おしゃれを忘れずに
・社会復帰を果たすためのステップ
・治療費や生活費の不安を公的制度で軽減
●コラム:大きな広がりをみせる「ピンクリボン運動」
 
《第5章:再発・転移がわかったら》
・目をそむけず覚えておく「再発・転移」
・再発・転移にいち早く気づくために
・再発・転移で選択される治療法
・緩和ケアは治療の最初から受けていい
●コラム:変わる「緩和ケア」の考え方
●コラム:乳がん治療に役立つ情報