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書籍・ムック詳細

最新 子宮がん・卵巣がん治療

サイシンシキュウガンランソウガンチリョウ

監修:加藤 友康

妊娠はできる? 性機能は大丈夫? 患者自身が納得の選択をするための、子宮がん・卵巣がん治療最新情報。

発売日 2018/02/23 判型 A5
ISBN 978-4-391-15003-2 ページ数
定価 本体価格 1300円 +税(定価) シリーズ名 「あなたが選ぶ治療法」シリーズ

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病気の治療に関して、「インフォームド・コンセント」という言葉がすでに一般的になっています。病気の情報や治療方針を医師が患者にしっかりと説明し、患者はそれを納得して治療にあたるという意味です。いまはそこからさらに進んで、「インフォームド・チョイス」の時代になりました。つまり、医師の説明を聞き、患者自身が受ける治療を選択するということです。それにより納得感が高まるだけでなく、治療成績にも好影響があるとわかっています。

男性にくらべ女性は、若年層でがんに罹患することが多く、20代~50代では男性の発症数を上回ります。その多くが乳がんを含んだ婦人科系のがんです。本書のテーマである子宮がん・卵巣がんは、妊娠出産や性生活といった、人生において大切なことがらに影響を与えるため、治療法の選択がその後の生き方にも大きな意味をもってきます。また、婦人科系のがんは近年、治療成績が向上したことから、発症後の長い人生を考える意味でも、治療法の選択は重要です。本書は最新の治療法を紹介しつつ、そのどれを選択すべきかの判断の助けとなるよう編集しています。
 
 
第1章/「がんの疑いがある」あるいは「がん」と診断されたら知っておくべきこと
・がん治療を選択するのは、あなた自身
・子宮・卵巣のしくみと働きを再確認
・子宮がんは2つに大別される
・子宮頸がんは若い人に多くみられる
・子宮頸がんの原因ウイルスは性行為で感染する
・子宮体がんは子宮内膜が増殖する病気
・子宮体がんと女性ホルモンとの関係
・卵巣がんは大きくなりやすく、多種類
・卵巣がんの危険因子を覚えておいて
・卵巣がん・子宮がんには遺伝が関わっている場合がある
・そのほか気をつけたい女性器のがん
・婦人科で受ける基本検査・細胞診・組織診
・画像診断・腫瘍マーカーで多角的に診断
・コラム/がん以外の子宮・卵巣の病気
 
第2章/受ける治療を決める前に確認しておきたいこと、準備しておくこと
・がんの告知を受けたときに心がけたいこと
・子宮頸がんの進行期(ステージ)を知る
・子宮体がんの進行期(ステージ)を知る
・卵巣がんの進行期(ステージ)を知る
・納得のいく治療を受けられる病院を選ぶポイント
・治療を受ける前に医師に確認すべきこと
・自分のがんを知るための情報収集のコツは
・治療法に悩んだら、セカンドオピニオンの活用を
・病気のこと、家族や職場にどうやって伝える?
・知っておきたい! 治療にかかる費用と援助制度
・入院・手術までに準備しておきたいこと
・コラム/がん患者の心の支え「精神腫瘍学」
 
第3章/あなたが受ける子宮がん・卵巣がんの治療法を選択する
・がん治療の中心となる3つの治療法
・「子宮頸がん」ステージ別治療法の選択
・「子宮体がん」ステージ別治療法の選択
・妊娠・出産を望むときの子宮がん治療
・「卵巣がん」ステージ別治療法の選択
・妊娠・出産を望むときの卵巣がんの治療法
・化学療法の副作用に対処する
・放射線療法の副作用に対処する
・コラム/アピアランスケア
 
第4章/退院後、安心して生活するために
・いつごろ元の生活に戻れるのか
・退院後に起こりやすい体のトラブル
・排尿障害は膀胱訓練などで対処する
・排便障害は食事と運動で対処する
・むくみ(リンパ浮腫)には早めに対応を
・腸閉塞は早期発見がポイント
・女性ホルモンの低下が招く「卵巣欠落症状」
・軽く見ないで! 術後の“喪失感”
・術後の“性生活”のこと
・術後の健康を維持する日常生活のコツ[食事編]
・術後の健康を維持する日常生活のコツ[運動編]
・健康な毎日を送るための日常生活のコツ[ストレス発散編]
・コラム/退院後に急な受診が必要な場合
 
第5章/再発・転移について、これだけは知っておいてほしいこと
・最低5年間は、外来で診察を受ける
・生活習慣を正して再発リスクを下げる
・再発したときの自覚症状を理解しておく
・再発・転移したときの治療法
・痛みをコントロールする緩和ケア
・治療をやめるという選択肢を考えるとき
・女性のみなさんへのアドバイス/1.不正出血をみたら産婦人科で検査を/2.健康でも1~2年に一度は「子宮がん検診」を/3.家族が卵巣がんに罹患! 遺伝性検査の受診を/4.よく理解したうえで子宮頸がんワクチンの接種を