没後、初めて公開された波乱の“自分史”。小樽幼年時代、湘南青春時代、太陽族、ヨット、喧嘩、恋、結婚、独立プロ、成功、失敗、負債、大病、そして生還──。そこに、誰にも支配されず、誰をも支配せず生きた自然児・石原裕次郎がいる。最終章には、亡くなる一か月前、まさに最後の時を超えて行く直前までつけていた手帳を、まき子夫人の許可を得て公開した。「残された文字に石原の心が見えてなりません」と解説の中で夫人は語る。
口伝 我が人生の辞クデンワガジンセイノジ
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