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見えなくても、きこえなくても。ミエナクテモキコエナクテモ

  • 発売日:2006年05月19日
  • 定価:1,400円+税
  • 判型:
  • ISBN:978-4-391-13232-8
  • ページ数:
  • シリーズ名:

見えなくても、きこえなくても。

★本書はPOD(プリント・オン・デマンド)版も販売しています。

 

―日テレ系「24時間テレビ」で話題!―

 

「指先をはさんで、手話を伝え合う触手話は、ふたりの日常会話法である。
五十二歳の梅木久代さんには、視力、聴力がない。
言葉を覚える盛りの、乳児の時に聴力を失ったために、発声もうまくできない。
その後、視力が三十二歳から低下しはじめ、四十代の後半で全盲になってしまった。
つまり、見る・聞く・話すが不自由なのである。
目の見えない彼女には、どんなに上手に健常者の好彦さんが手話をしても見えない。
だから手をつないで、手話をする。彼女はつながれた手の動きから、
相手の手話の意味を読み取るのだ」(プロローグより)。

 

二歳で聴力を失い、四十代で失明。結婚、子育て、離婚、果ての自殺未遂…。
絶望の淵に立たされたひとりの女性の愛と勇気、
そして、光と音を持たない妻を支える夫との絆を描くノンフィクション。