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それはじんせい…ソレハジンセイ

 1971年7月1日に「せんせい」でデビューし、2011年7月1日にデビュー40周年を迎えた森昌子が、これまでの人生の軌跡を振り返った自叙伝的エッセイ。
 これまで語ってこなかった幼少期の思い出、デビューにまつわる秘話、作詞家・阿久悠さんや美空ひばりさんら恩師との出会い、青春をともに駆け抜けた山口百恵、桜田淳子ら中3トリオの交流エピソード、育児に追われた結婚生活、離婚からの母子での再出発、子宮摘出にまで至った過酷な更年期障害、東日本大震災で感じた歌の力、家族との絆など、自身の言葉で赤裸々につづった一冊となっています。
 また、デビュー当時の初々しい取材風景や、歌謡曲全盛期のステージ姿、楽屋での貴重なオフショット、被災地での慰問コンサートの様子など、13歳から現在までの秘蔵写真も満載。


目次

はじめに

【1章 歌手・森昌子の誕生】
だまされて受けたオーディションで、まさか!?の合格
ひどく内気だった小学生時代
デビューを決意した裏には……
芸能界に飛び込んで激変した生活
歌手・森昌子の生みの親、阿久悠さんとの思い出
もうひとりの生みの親、遠藤実さんとの思い出
厳しくも、一心同体となって見守り続けてくれた父

【2章 美空ひばりさんとの出会い、中3トリオ秘話】
“ひばり御殿”でともに過ごした大切な思い出
引退後も続いたお付き合い。ひばりさんの最期まで……
仲良し同級生「花の中3トリオ」誕生
まるでマネジャー? のようだった百さん
どんなに時がたっても、変わらない固い絆

【3章 歌手人生の転機】
15歳で浅草国際劇場デビュー
「もう歌手を辞めよう……」ひとりでアメリカを旅した夏
“史上最年少の座長”という、とんでもない大仕事
初めて歌った大人の恋『哀しみ本線日本海』
「森昌子が歌う必要はない」と反対された『越冬つばめ』
年齢制限に引っかかった最初の『紅白歌合戦』
一世一代の大舞台――最後の紅白
最後の幕引きは、自分の意思で潔く

【4章 家庭へのあこがれ~結婚、出産、子育て~】
大急ぎで準備した結婚式は波乱に満ちて……
マスコミに追われ続けた新婚生活
“オニハハ”と呼ばれるほど厳しいしつけを
決死の覚悟で臨んだ“お受験”
6歳だった長男から「ママ、学んだね」
理想の親子関係を求めて

【5章 離婚、そして母子での再出発】
皇后陛下との信じられないようなエピソード
離婚への分岐点となったジョイントコンサート
健気な子どもたちに支えられて
歌手復帰を決意させた息子たちの言葉
歌手・森昌子を生んでくれた2人の大恩人
温かく迎えてくれたファンと現場の仲間

【6章 更年期障害、ストレスとの戦い】
まさか! の自殺未遂騒動
最愛の父との別れ
重い更年期障害の始まり
子宮頸ガンの発症、そして子宮全摘出

【7章 被災地で感じた歌の力~40周年、これから~】
地震で再認識した〝普通の日常〟のありがたみ
被災地で目にしたもの、感じたこと
義援金のお礼に開いた『台日友情コンサート』
『ありがとう そしてこれからも……』
これからを、悔いなく生きていく

ゆかりのある方々からのお祝いメッセージ

おわりに

これまでのあゆみ/歴代シングル曲
  • 発売日:2011年12月16日
  • 定価:1,238円+税
  • 判型:
  • ISBN:978-4-391-14127-6
  • ページ数:
  • シリーズ名: