(目次)
第1章 美を磨く
・・・色の名前を知る
第2章 心を磨く
・・・花の名前を知る
・・・季節の移ろい
第3章 言葉を磨く
・・・書は人なり
第4章 表現を磨く
第5章 日々を磨く
・・・大切なこと
第6章 人生を磨く
あとがき
(本文より)
きれいな笑顔でいたいと思ったら、まず一番にできることはいやなことを考えないこと。ーー「美を磨く」より
過去と他人は変えられない。自分と未来は変えられる。ーー「心を磨く」より
ものごとがうまくいかない時ほど、やさしい言葉だけを口にしてください。ーー「言葉を磨く」より
「慌ただしい」は「心を荒らす」、「忙しい」は「心を亡くす」。ーー「日々を磨く」より
お肌の老化よりも、心の老化こそ嘆くべきものです。ーー「人生を磨く」より
(あとがき)
女性なら誰しも「素敵な女性」になりたいし、「エレガントな女性」に憧れます。
でも「素敵」も「エレガント」も、目標とするにはあまりにとりとめなく漠然としていて、いったいどこから手をつければいいのか戸惑ってしまいますね。結局一歩を踏み出せぬまま歳を重ね、あるいはためらって前に進めずにいるのではありませんか。
エレガンスとは、人生を愛する心。人を思いやるやさしさ。周囲を包むあたたかさと明るさ。頼らない、自分を見失わない強さ。知性に裏づけられ、感性に彩られた自信にあふれた美しさ。それらのすべてにバランスのとれた背すじの伸びた生き方、美しい歳の重ねかた。
たとえば、きれいな言葉で自分の意見や考えを伝えられる。明るい笑顔とやさしい言葉で周囲を和ませることができる。どんな場面でも気後れせずに堂々とかつ優雅に振舞える。日本のこと、歴史や伝統、しきたりについてきちんと語れる。自分自身を賢く演出する術を心得ている。不満を並べ立てることなく、思いを実現できる。歳を重ねることは成長することと実感している。
そんな教養と洗練、気品と色香を備えた女性に一歩でも近づきたい思いで、私もまた、道を探し求めながら、失敗も挫折も恥もたくさん経験しつつ、今に至っております。
立ち止まって、歩んできた道を振り返り、道すじに見つけた色とりどりの「花」を一冊の本にしてあなたにお贈りいたします。あなたの歩む道にも同じ花を咲かせていただき、あなたの人生をさらに明るく、楽しく、美しく、豊かなものにするお手伝いができましたら、何よりもうれしいことです。
令和二年晩春 丹生谷真美
第1章 美を磨く
・・・色の名前を知る
第2章 心を磨く
・・・花の名前を知る
・・・季節の移ろい
第3章 言葉を磨く
・・・書は人なり
第4章 表現を磨く
第5章 日々を磨く
・・・大切なこと
第6章 人生を磨く
あとがき
(本文より)
きれいな笑顔でいたいと思ったら、まず一番にできることはいやなことを考えないこと。ーー「美を磨く」より
過去と他人は変えられない。自分と未来は変えられる。ーー「心を磨く」より
ものごとがうまくいかない時ほど、やさしい言葉だけを口にしてください。ーー「言葉を磨く」より
「慌ただしい」は「心を荒らす」、「忙しい」は「心を亡くす」。ーー「日々を磨く」より
お肌の老化よりも、心の老化こそ嘆くべきものです。ーー「人生を磨く」より
(あとがき)
女性なら誰しも「素敵な女性」になりたいし、「エレガントな女性」に憧れます。
でも「素敵」も「エレガント」も、目標とするにはあまりにとりとめなく漠然としていて、いったいどこから手をつければいいのか戸惑ってしまいますね。結局一歩を踏み出せぬまま歳を重ね、あるいはためらって前に進めずにいるのではありませんか。
エレガンスとは、人生を愛する心。人を思いやるやさしさ。周囲を包むあたたかさと明るさ。頼らない、自分を見失わない強さ。知性に裏づけられ、感性に彩られた自信にあふれた美しさ。それらのすべてにバランスのとれた背すじの伸びた生き方、美しい歳の重ねかた。
たとえば、きれいな言葉で自分の意見や考えを伝えられる。明るい笑顔とやさしい言葉で周囲を和ませることができる。どんな場面でも気後れせずに堂々とかつ優雅に振舞える。日本のこと、歴史や伝統、しきたりについてきちんと語れる。自分自身を賢く演出する術を心得ている。不満を並べ立てることなく、思いを実現できる。歳を重ねることは成長することと実感している。
そんな教養と洗練、気品と色香を備えた女性に一歩でも近づきたい思いで、私もまた、道を探し求めながら、失敗も挫折も恥もたくさん経験しつつ、今に至っております。
立ち止まって、歩んできた道を振り返り、道すじに見つけた色とりどりの「花」を一冊の本にしてあなたにお贈りいたします。あなたの歩む道にも同じ花を咲かせていただき、あなたの人生をさらに明るく、楽しく、美しく、豊かなものにするお手伝いができましたら、何よりもうれしいことです。
令和二年晩春 丹生谷真美