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鎌倉「doyoubi」の野菜とマフィンカマクラドヨウビノヤサイトマフィン

ごはんのように素朴な生地で季節の野菜を包む、
まるで“おにぎりのような”マフィン。

人気の街・鎌倉で、週に一度、土曜日だけオープンするマフィンの店「doyoubi(ドヨウビ)」。店主の瀬谷薫子さんが農家さんから届くそのときどきの野菜で、まるで“おにぎりをにぎるように”作るマフィンのレシピ&お話を紹介します。

本書に登場するマフィンは、すべて同じひとつの生地からできています。
薄力粉と豆乳、米油、少しの砂糖と塩。バターも乳製品も使わない素朴な生地は、たとえるなら、白いごはんのよう。おおらかに味を受け入れる余白があるから、どんな野菜も調味料も、柔軟に受け止めてくれます。

マフィンの主役は、季節の野菜。きゅうりやトマト、ピーマン、ゴーヤなど夏野菜の力強さ、ごぼうやなす、里芋といった秋の野菜の滋味、長ねぎ、かぶ、白菜など冬野菜のうまみや甘み、アスパラ、菜の花、にんじん、玉ねぎなど春野菜のみずみずしい生命力……。ちょっぴり意外な野菜も、組み合わせる材料や調味料で驚きのおいしさに!

この組み合わせのユニークさも、「doyoubi」のマフィンの魅力。たとえば「菜の花、レモン、マスカルポーネ」は、白い雪が溶け、花の黄色に葉の緑が芽吹く春の訪れの色からイメージ。「アスパラ、黒ごま、みりん」は、子どもの頃から大好きなお菓子、《ギンビス》の「アスパラガス」からヒントを得て。味や香り、食感はもちろんのこと、食材の色合いや、昔食べた味の記憶などからヒントを得ています。

ほかにはない発想から生まれる、野菜のマフィン。甘さ控えめでボリュームはあるのに軽やかな食べ心地だから、軽食に、お子さんのおやつに、おつまみにもぴったりです。旬の野菜で、お楽しみください。
  • 発売日:2025年06月20日
  • 定価:1,700円+税
  • 判型:A5
  • ISBN:978-4-391-16512-8
  • ページ数:144
  • シリーズ名:

鎌倉「doyoubi」の野菜とマフィン

ごはんのように素朴な生地で季節の野菜を包む、
まるで“おにぎりのような”マフィン。

人気の街・鎌倉で、週に一度、土曜日だけオープンするマフィンの店「doyoubi(ドヨウビ)」。店主の瀬谷薫子さんが農家さんから届くそのときどきの野菜で、まるで“おにぎりをにぎるように”作るマフィンのレシピ&お話を紹介します。

本書に登場するマフィンは、すべて同じひとつの生地からできています。
薄力粉と豆乳、米油、少しの砂糖と塩。バターも乳製品も使わない素朴な生地は、たとえるなら、白いごはんのよう。おおらかに味を受け入れる余白があるから、どんな野菜も調味料も、柔軟に受け止めてくれます。

マフィンの主役は、季節の野菜。きゅうりやトマト、ピーマン、ゴーヤなど夏野菜の力強さ、ごぼうやなす、里芋といった秋の野菜の滋味、長ねぎ、かぶ、白菜など冬野菜のうまみや甘み、アスパラ、菜の花、にんじん、玉ねぎなど春野菜のみずみずしい生命力……。ちょっぴり意外な野菜も、組み合わせる材料や調味料で驚きのおいしさに!

この組み合わせのユニークさも、「doyoubi」のマフィンの魅力。たとえば「菜の花、レモン、マスカルポーネ」は、白い雪が溶け、花の黄色に葉の緑が芽吹く春の訪れの色からイメージ。「アスパラ、黒ごま、みりん」は、子どもの頃から大好きなお菓子、《ギンビス》の「アスパラガス」からヒントを得て。味や香り、食感はもちろんのこと、食材の色合いや、昔食べた味の記憶などからヒントを得ています。

ほかにはない発想から生まれる、野菜のマフィン。甘さ控えめでボリュームはあるのに軽やかな食べ心地だから、軽食に、お子さんのおやつに、おつまみにもぴったりです。旬の野菜で、お楽しみください。

著者・イラストレーターのプロフィール

雑誌、webメディアの編集者を経て独立。書籍や雑誌で食と暮らしをテーマに編集・執筆を手がけながら、2019年春から週に一度、土曜日にだけマフィンを作る活動「doyoubi」をスタート。2年前に実店舗を東京・西荻窪から神奈川・鎌倉に移し、野菜のおもしろさに目覚める。現在は定期的に農家さんの畑を訪ね、出会ったそのときどきの野菜や聞いた言葉をマフィンと文にする。